はじめに
 要点 

生活を支えながらプロとしての画家生活約45年、藤沢を中心に湘南地区で育 てて貰いました。

初期には 風景画や肖像画等の注文画の制作によるもので、後半の約25年間は 思考絵画の制作時代と成りました。

しかし、リーマンショックや震災による景気の悪化は 生活を脅かしておりますので、生活を維持するということでは 肖像画や家屋写生、復元等、なんでもやらなくてはなりませんでした。

絵画への変革は 社会科学概論から、平面芸術作品の制作に関連する システム理論を学び、その結果、制作における作品の組成としての「基底と柱」が構築され、

具体的に 【新しき芸術様式の考究と誕生】が『目的による統御』となったのです。

 作品としては

『観者の『思考力や想像力を育み生きるのに役立つエネルギーを感じえる事』       

『観者の日常の苦しみや不安等のしがらみから一時的にでも解放される事』

そして、新たに生きる力が湧き出る事が 感じられる事ことであり、より高い『価値による統御』を目指差なくては成りませんでした。

 プロ芸術家として生きる私に課せられた事であると思えるのです。

 この様式は 新しい芸術様式として、世界で最後の砦となる様式であると いわれております。以後、この様式を超える作品は 存在することがありません。と言われております。

本文                    

約20年間の歳月を経て、600頁からのノートに記した専門家の理論を抜粋し、ホームページへ、そして、冊子へと まとめ上げることができました。

今までは まともに校正することもできず、ホームページを含めて 句読点や文の重複等の乱文、乱筆なることが多かったこと まずお詫び申し上げます。

しかし、そのことが完璧になった訳ではありません、構成の為、何度と熟読するにあたって隅々まで記憶するようになりました。

お気付きのことがありましたら、ご指導ください。宜しく、お願い致します。

 創造、それは 苦悩からである。我々を解放する大いなる救いであり、生の軽快化である。(ニーチェ) 

芸術とは 時代の文化や思考の動向、人間の明日への努力の歩みを端的に表現するものである。(視覚)

人間の精神生活に於いて、最も重要な事の1つとして「思考や想像力を育み、それが 生かされる事である」と考えております

なかでも、美術に於ける芸術作品の役目としては 「作品から 観る人の思考力や想像力が膨らみ、生きるのに役立つエネルギーを感じうること」

と言うことができれば 素晴らしいことであると思います。

それを作家として「表現の目的」たる中心的考え方となったのです。

それに近づけるためには ピカソにかけているといわれる人間存在と倫理表現を取り上げなければならないと思います。

そして 継続して観ることに飽きることのない「新しい芸術様式を確立した作品」を制作することが出来れば 最も望ましいことであると思いました

。そのことを成し得る為には どうあるべきかと探究するばかりです。

慶応義塾大学の寺尾誠教授によると「社会的行為理論」は 「システム理論においてのみ、成果を生むことが出来る」ということでした。

その理論に加えて慶応義塾大学の木幡順三教授の「美と芸術の論理」

東京大学大学院中井正一教授の「現代芸術の空間」の理論を合わせて、作品制作の考え方としての「基底と柱」が構築されたのです。

それは 参考文献に連ねた哲学者の理論であり、量子宇宙学、生物学、色彩学等の数多くの諸先生方の考え方を肉付けとして表現させて頂きました。

その結果、 世界で初めての思考絵画として、思考と想像力を育む「新しき芸術様式の考究と誕生」を「目的による統御」とすることができたのです。

それを最高の「価値による統御」として計らんが為に 把捉と表現に邁進して行かねばならないのです。

その為には どうあるべきか、自身の心構えからの出発です。





そこて、学んだことが、基底と柱を踏まえて「無我無心によって、自己を放棄する」ことであるということでした。

そして、目的を成し得るには 大乗に立つ、すなわち、目標なるものを理論の上に立つことから始まる必要がある。

そうすることによって 着実に築きながら自らを大きくし、目的に達することだと確信を得たのです。

 内容的には 普遍的哲学や価値論、認識論、存在論など、全て論理的追求をやらなければなりません。

中でも、四次元空間の概念や、概念が要求する哲学的帰結を考え抜く事であり、考え方の組成の根源となるのです。

それに 量子宇宙学によって立証された理論、

すなわち、「人間の初産としての本質」を調査研究して表現方法として加へ、より深く根源的概念を導くことによって普遍性が高く、

芸術作品の制作に欠かすことのできない理論の把捉と表現に 専念することが出来るのだ、と思いました。

その結果、制作された作品が 現在考えている「真なるもの」に わずかながら、近付いているのではないかと 確信できるようになりました。

「真」成るものは 本来、その時が来れば 世に浸透して行く、この事を信念とせざるを得ないのです。

私としては それを待望するばかりであります。しかし、その時が 来ないかも知れません。

来ても、来なくても、それどころか 完全否定されたとしても、学者や専門家の人達の作り出した理論を具現化することによって、

 私の芸術作品によって諸先生方の専門的理論が生き返らせる事が出来ることに、 画家として課せられた倫理的責任があると思うようになりました。

そして、私の人生に期待されていることなのだ。と確信を得たのです。

年月の経過とともに、ほぼ 目的に近付いたとすれば、世界で初めての思考絵画であり、

「目的による統御」として 主題となる「新しい芸術様式の誕生」は 達成されつつあると思います。

もしかして、正論の選び方に間違いがなければ、表現作品として「世界で最高の価値あるものとなり、美術に於ける芸術作品の頂点に立つ」ことの出来る作品だ。

と自負しても「過言では無い」と言わせてもらえる時があるかも知れません。

まず、ここに著書として理論のまとめができたことは 参考資料の各著者の先生方の皆様に感謝し、厚く御礼申し上げます。

おごらず ためらわず、より一層 理論の把捉と表現を積み重ねて その成果による作品が観る人々の生きる糧となり、 

満足頂ける表現に成るよう奮闘致して参りますので、ご期待をもって、お守り下さい。

そして 考え方やより価値を高めるために 新しい芸術様式の誕生に向けて、又は 美術の芸術様式等の発展のためにも奮闘してまいりますので、

作品に付いても、ご意見くださいますよう お願い申し上げます。
 

                          以上

 

改訂                      2019年1月













トップぺ^ージ