Drake2880の改造

 ドレークコンバーターのAO-40用2.4GHz、Sバンド用受信改造法としてよく知られているのは水晶の交換とIFアンプ部のコイルおよびコンデンサを取外す方法であるが、本機だけでAO-40の2.4GHz-S2モードダウンリンク受信にはやや能力不足である。そこで、利得の向上とNF値の改善を目的に文献1), 2)にしたがって以下の改造を行った。
*1 水晶の交換 水晶を8.8125MHzと交換することで2401.00MHzを145.00MHz
   へ周波数変換してAO-40のSバンド信号を144MHz帯受信機で受信できる。
*2 VCO容量の調整 周波数を変更してもPLLのLockが安定するようVCOの
      容量を調整した。
*3 RF増幅部の改造 写真のようにストリップラインをカットして、入出力が
   50Ωに整合されているミニサーキット社製MMICのERA-3を追加した。
*4 IF増幅部の改造 原型3段のままではゲイン過多となり飽和するため初段
   のみを使用するように改造した(写真)。
参考文献
1) http://www.fitweb.or.jp/~ja9tyk/drake2880.html
2) JI5MFZ吉田史郎 JAMSAT-Newsletter 29(3), 6-10, 2001
3) http://www.jo2oxl.com/JO2OXL/ji5mfz2880.htm
4) http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/ham-ao40-conv.html


 以上の改造により、総合変換利得 31dB、総合NF 1.4dB が得られた。
UPDATE:
  2002/07/18