藤田雅矢最新刊!「星の綿毛」(早川書房)

やっぱりマーヤはSFの人だ。センス・オブ・ワンダーがちゃんとある。
SFってさ、やっぱスピリッツだと思うんだよね。書き手が作品に込める気持ちがSFならば、早い話がそれは少々畑違いのテーマを扱っていてもSFになり得るのさ。ようは愛情の問題かな。この小説を読むと、ああ、こいつSFが好きなんだなあと判る。
彼は叙情SFの名手と呼ばれていたりするのだが、儂に言わせれば、作家としてのマーヤには≪叙情≫への愛がない。キャラクターに対して冷たい。ので、どうみてもSFの名手にしか思えない。登場人物たちはSFスピリッツの犠牲になっている。だが、そのぶん、そこに描かれる奇妙な植物や生物や機械や世界率のなんと魅力的なことよ。やおい全盛の時代には売れる″品として辛いものがあるかもしれないけれど、こういう読書の快楽を与えてくれる作品が日本の出版界から消えないでいてくれることを儂は心から願っている。
次は短編集だね!

『捨てるな、うまいタネ』藤田雅矢

幼馴染の腐れ縁が、SFでも小説でもない本を出しました。
いっそ、全部書けば良かったのにと思うのは儂だけ?飛田さん?
やっぱり、植物に関する知識の深みが違うので、
他の人が書いた部分が、ちゃちく感じてしまうんだよね。
いっぱいいっぱいっていうか。
楽しませてもらいましたが儂にはグリーンフィンガーがないので
果物を食べた後の種は、これからもやっぱりそのまま
ゴミ箱行きになるでしょう。が、ベランダのプランターに土を入れて
ほったらかしにしておき、ちいさな野っ原をつくるというのは
イケるかもしんないと思いました。なんつー消極的な。
ちなみに、我が家でも雄雄しく育っているのは中国産の
水だけで育つバンブーです。しかも、わしは繁殖にまで成功している。
エヘン。
てなわけで、みなさん、「ふじたま」氏こと藤田雅矢の新刊を
儂の本ともども、よろしくおねがいいたします。WAVE出版から好評発売中!

http://www.d2.dion.ne.jp/~fujitam/

 

サイン会、オフ会の写真です。

 

トーク1 トーク2
サイン1 サイン2
オフ会1 オフ会2
たいやき 中村軒
ハリーポッターといっしょ