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2006/10/03(Tue)

行きの飛行機が50分も遅れて脇目も触れずに電車飛び乗って開演10分前に着席というとんでもない今回の遠征だったのですが楽しめました〜!(5月のクラリモンドでサンシャイン劇場通っててよかった〜。初めての劇場だったら絶対開演に間に合わなかったもん!ってかサンシャインシティで買い物しようと思ってたのに昼食すらとれないまま観劇するハメに(涙))
だって3列目って最前だったんで(うひょ)ただ上手ブロックだったので下手側ステージが真横向いて見る形に。ステージ下手側にヒロが座り込んで1曲丸々歌ったバラード「ファネット」がすごく遠かった(涙)りもしたのですが、目の前で歌ってくれるシーンも何度もあったんで嬉しかったです。ヒロが履いてる革パンの匂いまで届く距離でしたもの〜。
メニューは、こないだ一度見たリカさんのジャックブレルの時と同じでした(パンフ参照)ヒロが歌ったのは(無印はソロ、☆は2〜4人唱、★はメインボーカル)
「マラソン」☆
「マドレーヌ」
「臆病な人たち」☆
「女と犬」☆
「ジャッキー」
「絶望した人々」★
「アムステルダム」
「牡牛」
「故郷マリーク」☆
「ブリュッセル」☆
「ファネット」
「ブルジョワども」☆
「次!」
「華麗なる千拍子」☆
「愛さえあれば」☆
15曲。でも完全コーラスだけってのもありましたね。予想通り「マドレーヌ」はやってくれましたね(笑)すんごい早口言葉みたいな歌なの。噛まずに頑張ってました。っていうか全体的にテンポいい曲は歌詞結構詰め込んである作り(日本語訳)になってて大変そうでした。「ジャッキー」もそうだしね。
「ジャッキー」「アムステルダム」「牡牛」とカッコ良くキメてくれました。これ全部こないだリカさんが歌ってた曲(個人的にはすごく嬉しかった)なのですが…比べちゃいけないとはわかっていてもつい感じてしまったのは、”リカさんの歌には歌詞の風景が浮かんで見えてたな”という事でした。ステージで歌を歌うという事を、ミュージカルの延長→歌。コンサートの延長→歌。でやってきた二人の違いなのかな?とも思いました。アムステルダムを例にとれば、リカさんは大きくて余裕たっぷりで歌い上げてた。ヒロは力強く波が岩に打ち付けるがごとく歌詞を歌ってました。どちらが悪いってのはなかったのですが(演出的に変えられたのかもしれないし。実際テンポはヒロの方が早かったし)、ああ、こんなふうに歌い手それぞれ見えている風景(歌の背景)が違うんだな〜と、いろんなブレルがあるんだな〜と思いました。面白かったです。
「牡牛」では腰にサッシュ巻いて、赤い布(マタドールのアレね)をグルングルン振り回してましたがこれもリカさんの方がキマってた(爆)。
「次!」って曲がこれまた台詞風な歌い方のちょっとありゃま(ちょっと下ネタ?)な歌詞で、んでもって情けなくて可哀想で。意外なヒロを見れたかなって感じでした。
「愛さえあれば」という歌では4人の力強いハーモニーが胸に染みました。4人とも全然違う声質で違う歌い方なのにそれが合わさると不思議と気心地よくて、例えるならウエハースみたいな感じ(わかりにくっ)。いや〜、よかったですよ。
他の出演者さん。高嶺ふぶきさんはもうステージで4人並んだときの輝きが違うっていうかすごい美人だった!目の前に来られたらもうヒロなんか見てらんない(笑)目をそらせない貫禄がありました。超美人!肌キレー!歌うまー!ウエスト細っ!!彼女で舞台がしまってました。
黒田アーサーさん、生で初めて見ました(ってヒロ以外みんなそうなんだけど)。また歌い方がねー、丁寧で優しくって(ちょっと物足りない部分もあったりしたり)いい声してましたよー。
ANZAさん、中山エミリ似の可愛い人だなあ〜身体つきが好みでした(エヘ)パンフの紹介文読んで大納得!セーラームーンミュージカルでうさぎちゃんやってた人でした(どっかで見たことあると思ってたよ!ウリナリの芸能人ダンスにも出てたよね?)改名してるからわかんなかったよー。声、良かったです。歌い方も好きだったな。思う存分シャウトしてたのが気持ち良かったです。「独り者のダンス」って曲で歌い始めて1番がもう終わるってのにステージに全然出てこないなーとか思ってたら私のすぐ隣に立って歌ってた(めっちゃ驚いたよ!)客席登場だったみたい。全然わかんなかったよー。
そのあと「女と犬」って歌でも黒田さんが下手、ヒロが上手客席登場で歌ってましたね。ヒロに触ってる人とかいたーいいなー。
「ブルジョワども」でだったかな?酒場で酔っぱらい3人が歌うって歌詞、酔った振りっぽく足取りよりよりしてたらステージの段差にマジでずるっとコケてたように見えたヒロ(笑)とか(危ないなあ)。
ってかね、いくら平日昼間だからってお客いなさすぎ!この舞台にサンシャイン劇場ってのはキャパでかすぎたんじゃないだろうか?1階席の横中央通路までなんとか埋まっててあとその後ろがちらほらと2階ちらほらって感じの客席でした(だから最前が当たったのか…)。聴きごたえのある舞台だからなおさら勿体ないなあと思ったり。またこの舞台がヒロの糧になるといいな。

ロビーにはヤンさんからのお花と大ちゃんからのお花が並んで置かれてました。ふたつともとても豪華でした♪ユキさん(高嶺ふぶきさん)に雪組の早花まこちゃんから胡蝶蘭届いてました。ファンなのかな?
そうそう!今回パンフの他にポストカード(パンフ掲載写真のカラー写真バージョン)も販売されてたようですが、月曜日にはすでに売切てました(超残念!)パンフは全ページモノクロなので欲しかったよ〜!)
終演後、ヒロに手紙(今日の舞台の感想)を書いて係のおねえさんに渡してサンシャインを後にしました。
で、そのままどこにも寄らず羽田へ。空港着いてからここでやっっっっと食事することが出来ました。もう夕飯だよ〜。公演中お腹鳴らなくて良かった〜(笑)。帰りの飛行機はばっちり定時出発でした。朝の遅れた原因はなんだったんだろうか?
そんなわけで、バタバタしながらも満足の行く観劇遠征でした♪





 黙って見てらんない!2006/10/07(Sat)

いやいやいやいや〜。ウリナリ!芸能人社交ダンス決勝戦御覧になっていただけだでしょうか!?もう家で一番大きいテレビで母とかぶりつきで見てましたよ(笑)そりゃもう落ち着きなく。。。
こないだはパソドブレ、今回は勝負キメに来るだろうからタンゴあたりかな〜?(絶対スタンダードはやんないだろうし)と思ってたらチャチャチャ。
ステップはもとより、リカさんが得意とする「ムードのある振り」がすごくよく表現出来てた(っていうかこれめっちゃオハコなやつじゃん!何かヅカ時代のショーとかで見たことあるよな感じが)
っつーかオープニングでリカさんの衣装見た時、やっぱ男男のダンスやるんか!?と一瞬びっくりしたのですが(メイク違うやん!)そんなはずもなく(笑)。踊り出しからイケてたし〜あの早替わりは最高でしたね!脚もすごかったけど背中がすごいことになってましたね〜(ヨダレ)。素敵すぎてもう言葉になりませんな。腰を強く突き出すシーンがカメラもうちょっと上手い事アングルとってくれよ!と思ったりもしましたがばっちり客席と審査員のハートは掴めてたみたい。そうこのリカさんの腰つきで堕ちない女(男もかな?)はいないのよ〜〜〜!
リカさん、女の色気(男役の色気は漏れるほどあったからな)も、かーなーり出てました!ほんとキレイ・カワイイ・カッコイイ・カンノウテキの4Kでした。ブラーヴォー!!!
そんでもって優勝おめでとうリカさん!!!!!
(電話投票は絶対1位だと思ってた(よかった得票数出なくて)から心配はしてなかったけど、客席投票もナマでリカさんを見たら絶対凄さを感じ取ってくれると思ってたし、リカさん自体の実力もわかってたし。。。ってなんだ優勝するしかなかったんじゃん)
他の出演者。NANAちゃんのパソはリカさんのをこないだ見てたんで迫力差を感じてしまいました。でもきっと普通のパソはこんなもんなんだろうな〜。
一番期待してたパパイヤさんはやっぱ上手かった〜。彼のダンスはほんと好き。一緒に躍ってみたいと思うもん。ゴルゴも勝負賭けて得意なのぶつけてきましたね。見ごたえありましたね〜♪(ってかペア組んでたセンセの衣装に釘付け)人にはやっぱ向き不向きがあるんだなと。
マエケンも結構よかったと思ったんだけどなージャッジきびし過ぎてない?衣装よかったのに〜。
カオリンも前回に比べたら全然似合っててよかった!大技を最初にやりきってそのあとのびのびと躍れてたのがすごくよかったのに〜。やっぱダンスの上手い芸能人スペサルだったから容赦無しな得点になってましたね。
このコーナーの前も全部観てました。金子君いいよね〜。ってか魔女(杉本彩)先生のコーナー面白い。ちびっ子が努力した結果に涙してたのにもらい泣き(笑)。私、泣く程頑張った事ってあんまりないからなー(プチ反省気味)。ああなんだか躍りたくなってきたよ〜(単純)。

今日の昼間は町内の料亭で結納でした。 海の見えるお座敷で両家族とも楽しく会食。美味しかった〜。





 これくらいでどうしようもない 2006/10/12(Thu)

というわけで結婚準備に伴い今年一杯で退職する事になり、私の仕事を引き継いでくれる新しい事務員さんが東京日帰り遠征の翌日から出社してて毎日作業内容を伝授しているのですが、今までどれだけ私がテキトウにやってきたかっていうのを思い知らされてる日々でございます(涙)(っていうかそんなテキトウでも通ってきてたんだからどういうこっちゃ?)聴かれてもちゃんと答えられない(最悪や)加えて「人に教える」っていうのがすんごい苦手なのでなかなかに悪戦苦闘中です(トホホ)。私の後で運が悪かったと思ってもらうしかないな(開き直り)。
教えながら出来上がりをチェックしながら自分の仕事をしてるので、入社以来2番目くらいにめっちゃ仕事してる〜って感じします(一番忙しかったのは自分入れて3人いた事務員が一気に私だけになってしまった時だったなあ〜その頃それでめっちゃ身体壊して痩せてたもん)。
そんなわけで日記が停滞気味です(どんないいわけを)。





 これもアリなんじゃなーい?2006/10/18(Wed)

今朝見たスカステニュースで雪組新公やってました。主役のルシファー役にテル、オープニングの赤毛もすってき〜!コムちゃんとはまた違う妖しい雰囲気が出てたと思います(ってヴィジュアルだけしかよく確認してないんだけどー)。雪組は個性的な下級生揃ってる(名前と顔が一致する)から新公見てても楽しいです。
今週土曜日にやっとこさ雪組大劇場公演を観劇です。ってナウオンまだ見てない〜!(汗)でも予習はいらないかな?3日で3公演見れるし。
ってか今回の遠征のメインはヒロのファンクラブイベントなんで(笑)(観劇チケットを買った後にこのイベントが決まったっていうのにこれに行きたいがために無理矢理遠征日程変えたくらい)。 本年5回目・今年最後の生ヒロです♪(去年は1回しか見てないのに)こないだ届いたイベントチケットに同封されていた質問カード(記入して提出)、まっちろです(汗)気のきいた質問なんて思い付かないよー!今日の下着の色は何色ですか?ってのは九州イベ限定質問だしなー(そうか?)。ってかそれで悩んでたらそれ以上の問題がっ。よそサイトでこれの東京イベのレポ読んでたらヒロと握手の時に一言声をかけてもいいみたいで、ななななななんて言おう〜!?
リカさんと握手するときもいつも後から「もっとこう言えばよかったのに!」と後悔してるんで(してるんです/笑)。とりあえず告白しとくか?(痛)





(タイトルと日付け) 「堕天使の涙」で涙。2006/10/24(Tue)

行って帰って参りました今年最後の宝塚&ヒロ遠征からっ。久々の2泊3日でもう1日目の記憶とか今日の記憶で押し出されてる感じがしてるのですが(汗)すんばらしく内容の濃い遠征になりました♪
1日目:雪組公演観劇/ヒロファンクラブイベント
2日目:雪組公演観劇
3日目:雪組公演観劇
とまあ基本スケジュールはこれでこれにメル友さんと初顔合わせ(2人)があったり、いつものお友達と再会したり、プチミュで撮影会やら、タニちゃんのお稽古入り待ちやらと、色んなオプションがついたのですがまず雪組公演の感想から。

3公演分持ってたチケットは全部1階S席で、20列上手側・4列下手側・8列センターとバラけてたので多方面から満遍なく堪能することが出来ました♪
今回予習はニュース映像(お稽古&初日)のみで観劇前夜に「歌劇」を読んでた母から「五峰さんは水さんのお母さん役で、水さんとまーちゃんは双子なんだって」とびっくりするよな情報を仕入れて望みました。なんとなーく「薔薇の封印」チックだなあ…と思ってたのですが、まあそれにかぶっちゃってる台詞や雰囲気もありましたが、断然こっちがお耽美でした(笑)(薔薇〜はリカさんのビジュアルと持ち味であのストーリーに美しさを足してたけど今回のこれはビジュアルコムちゃんに更に美をデコレイトされてたからそりゃあ観ててうっとりでしたわ)。ってかオープニングでスクリーンにあらすじとタイトルと目を惹き付けさせるように読ませて、羽根が舞い上がる映像で一気に気分盛り上げてもらったところに赤毛のコムちゃん@ルシファー登場よ。歌って躍れる魅惑の堕天使ですわ(笑)そりゃ乙女のハートは鷲掴まれましたよ〜瞬間的にね!さすが女性演出家って感じでした。ってか、ぶっちゃけそこから繋がるオープニングのショー部分とコムちゃんと水さんのデュエットダンス(?)とコムちゃんとまーちゃんの光のパドドゥだけでオッケー!!と思った舞台でした。 だってルシファーが一体何を求めていたのかよくわからなかったんだもん。人を心を妖しく誘って惑わせてそれ楽しんでるはずなのにどれも思ったような結末になってなかったみたいだし。「神が何故人を創ったのかわかった気がする(っていうようなこと言ってたよね?覚えてないわ)」とかルシファー天昇(?)の時にポロっと言ってたけど、私には全然わからんままだったです(3回も見たのに)。
でもね、まーちゃん@リリスがね、すごく辛い人生だったってーのに幸せを感じながら天国に逝けたんならもうそれでよかったよ(涙)と思いました。

ルシファー・コムちゃん。
素敵でした。もうどっからどうみても人間じゃあありませんでした(うっとり)。劇中劇(?)オープニングの赤毛カツラは最高!(舞台写真買っちゃった♪)どのシーンのダンスもキレがあってよかったです。渡した盃を飲んでよろめくジャン=ポールを後ろ手に軽く受け止める仕種にキュンときました♪あと、街で偶然逢ったシャルロットに誘われ断る理由もないまま教会へ行くハメになったルシファー、担ぎ込まれたリリスに皆が右往左往してる部屋で居所悪そうにしてるコムちゃんが可愛い♪んでもって「水を取って下さい」といきなりシスターに頼まれて「なんでこの私が…」って顔しながらもお水をついでリリスに渡してる姿とかもツボでした(笑)。
リリス・まーちゃん。
娼婦設定はあまり意味がなかったような…(不幸加減を強調したかったのかしら?)っていうか出番少なっ!(怒涙)でも存在感ありました。心の清らかさがその後の「光のパドドゥ」に思いっきり表現されてて最高でした。リリスが死ぬシーンもうるっときたけど、ルシファーと二人で躍る光のパドドゥの方が何十倍も泣けた。3度目の観劇ではこのシーンのまーちゃんの手が天使の羽根に見えたくらいその踊りに感動しました〜。
ジャン=ポール水さん。
あのセンターパーツに萌え〜(笑)ってかどっからどうみても男です!月曜公演に修学旅行らしき女子高生の団体さんが客席にいたのですが、宝塚が女性ばかりの劇団だと予備知識がないコがいたら絶対男だと思ってるに違いない!と思う程カッコよかった〜。死際のリリスに接する態度の優しいことったらっ!(鼻血)お稽古映像見て、五峰さんの恋人(愛人?)役かと思ってた(笑)。
五峰ジュスティーヌ母さん。
よくもまあこの母から素直なリリスが産まれたもんだと(笑)。五峰さんの台詞の言い方が、タメてんのかセリフ忘れてんのかって感じの微妙な間があってちょっと気になりました。が、リリスが死んだ時に「うううううううううわああああああああーーーーっ!」とまるで地の底から絞り出すような声で泣いた五峰さんに強引に泣かされました(すごかった)。
セバスチャン音月。
いい人でした(涙)好きな女の為に身をひく愛を選ぶなんて。あまりにも出来すぎててこれ以上のコメントがないです(オイ)。恋人だったイヴェットとの別れを決意したシーンで二人がすごくいい表情して歌を歌ってるのですが、それに見とれてたら下手花道からセリ上がってくるコムちゃんを見逃してしまうハメに(しかも下手前方列1番席にいたのにっ)。
イヴェットさゆちゃん。
仕事に夢と人生をかける女の我がままで身勝手な部分をよく表現していたと思います。昼の奥様ドラマみたいなドロドロした感じ、景子センセ上手いよな〜。
エドモン壮さん&弟子のひろみちゃん。
今回初めて演技してるのをちゃんと見たような(オイ)どうも好みのタイプの男役さんじゃないからスルーしがちなんだよね。死んじゃった弟子のひろみちゃんをかかえての演技はよかったな。でもひろみちゃんの死に顔ばっか観てたけど(笑)。
ひろみちゃんが撃たれて(?)死んでしまうまでの演技っていうか顔がおねーちゃん(サエちゃん)の若い頃になんか似ててドキドキしました。死に顔、美しかったです♪
サリエル・テル。
折角ルシファーの専属付き人(っていうか召し使い?)ってオイシイ肩書きで美形なんだから二人の関係をもうちょっとこうどうにか書いてもらえなかったんだろうか(なんとなく消化不良)。
思いっきりネタばれなんですけど、お芝居ラストコムちゃんが雪降るノエルの日に街を去るというところなんですが、どうして動く台の上に乗せちゃったんだ〜!?ダサイよー意味わかんないよー(涙)どうせなら天井に届くくらいスモーク出して、歩きながらそのもやの中に消えてゆくってのにしてほしかったです(がっかり)。
景子センセってこだわりは特出してるのに全体的に尻つぼみな感じで無理矢理ハッピーエンドっぽくして主人公の自己解決で終わるパターン多くないですか?





 「タランテラ!」に興奮。2006/10/25(Wed)

お芝居とショーの境目がつきにくいかもとか見る前は思ってたけど、違いました。バリバリに荻田ワールド。異形の空間、触ると壊れてしまうようなもろく切ないものたち、行き交いすれ違うひとたちは皆笑顔の裏に寂しさを抱えてるような・・・そしてこの世界観にシビさんの歌がベストマッチ!今回マジで歌どれもツボでした。
雪組には未来さんや美穂さんや歌える人他にも揃ってるのにシビさんが、トップコンビを筆頭に踊れる人揃ってるのに五峰さんがそれぞれ特出してくれててもう贅沢三昧なショーでそれぞれがそれぞれのことやってる全員集合シーンでは一体誰を見ればいいのっ!?(泣)って具合でした。ああ〜満腹〜。帰ってきてナウオンを見てやっとどんな設定なのかわかりました。なーるーほーどー。
タランテラコムちゃんはそりゃもうすばらしい目つき腰つき指使いで(笑)、今まで 「(コムちゃんの)どこがいいのかわからない」と言っていた母をも今回のそのダンスで納得させた程の仕上がりになってました。すごかったですどれもこれも。

そんなショーでの私的一番の見所だったのはシナちゃんの(ふわふわ白スカートが翻ったときに見える)白パンツでした(白ぱんつ好きはハイペリオンのコムちゃん女神さまのそれから宙風共スカ2初嶺っちのそれまでチェックさせていただいてます)。それがまたレオタードっぽくないヤツでさらにポイント高かったです♪ああ〜よかったな〜シナちゃんの白ぱんつ。
オープニング、銀橋&客席から登場で、わっ!っと盛り上がったかと思ったら舞台中央セットの一番高いところにコムちゃんがいてそのまま舞台奥〜からセリ出して来て妖しく歌い出すのですがその展開が、舞台から客席までもをすっぽりと1個の空間に収めちゃったよな感じがしたんですけど(まんまと捕らわれちゃってるよ〜・笑)。
踊りと歌と大まかな役割分担が出来ててコムちゃんしょっぱなから踊りまくりです。お芝居でいい役ついてたひろみちゃんがショーではどこにいるんだっ?ってくらい目立ってなくて(っていうかテルもとうまもくらまもどこ〜?)3回目にしてやっとナチっぽい格好してるひろみちゃんを発見!細っ!(月組では気が付かなかった)
ダンサーチームを見下ろすかのようにセット上では未来さんと美穂さんがメドレーっぽく交互に歌を歌い継いでくのがまるで夜のヒットスタジオのオープニングみたいでした(古っ)。
コムミズ白黒マタドール。ああかっこいい!懐かしの花組っぽい雰囲気でした。ビシバシとポーズを力強くキメまくるコムちゃんに負けじと並び踊る水さん。フラメンコ(だよね?)二人をあおるように後ろで手を叩く人がいたんだけど音に合ってなかったよ(苦笑)もどかしかったなあ。

蝶のまーちゃんが可愛くって(×100)♪思わずステップ踏みたくなります(出来ないけど)。ここの音楽が一番好きかもってくらい(ZABADAKっぽくてかなりツボ)メロディーラインに泣きそうになりました。コムちゃんの蜘蛛張り付いてるよな衣装もいいね〜(色が好き)。たくさんの蝶たちにひらひらと遊ばれてるとこの顔がキュート。ここんときのコムちゃんのダンスもなまめかしくてよかった〜♪途中、床(セリの穴)から蝶柄のタペストリーみたいなのがササーっと引き上げられるんだけど思わず某アニメ・サムライ○ルーパーのOPの反物かと思っちゃったオタクは私だけかもしれない(弱気)。ってかその反物(違)が出る前に天井から穴に何か投げられたんだよね(多分引き上げるためのテグスかと)それが蜘蛛の糸が落とされた!演出細けー!と関心してたんだけど単なる舞台装置準備だったみたい(笑)。
港。こないだのロマンチカ宝塚でもあったなー。ここもたくさんの登場人物がいて誰見ていいやら(困泣)って、とりあえずコムちゃんですが(笑)コムちゃんのソフト帽のかぶりかた(角度)好きです。先頭でピラミッドのスーツ群舞ではコムちゃん一人だけ軽く跳ねたときの滞空時間が他の人より長い感じがするのはなぜ?なんつうか軽やかすぎて普段から足が地についてないよな浮遊感がします。さすがフェアリー!
ここでは男役さんらに混じって踊る天勢ちゃんにときめいてました☆
続く港町の女たちが絡んでくるシーン。実はル・サンク読む(最終観劇前日)までまーちゃんが赤い衣装でいると気が付かなかった!まゆみさんばっか見てたから(笑)。まーちゃんって清楚な娘役から妖しい女役までかなり手広くこなしてハマってやってくれますよねー。しかもどれも魅力的なの〜すばらしいっ!

舞咲ちゃんのこの声と歌い方好きー。歌詞がまたなんか泣けるしっ。切な気メロディもツボだしっ。そしてコムちゃんとまーちゃんのデュエットダンスが最高に素敵!!!まるで輪唱みたいに一人目と同じ振りを追いかけるように繰り返し躍るのが好きでねー!(このシーンに限らず)まーちゃんがここでコムちゃんの上着を脱がせるんだけど、なに気にまーちゃんの手の動きっていやらしいよね?(失言だったらゴメンナサイ)大好物ですその仕種。
一転して原色熱帯シーン。なんでイキナリと感じたんだけどちゃんとストーリー繋がってました(ナウオン参照)。ここのシナちゃんがまたかーわーいーいー(ラブ)水さんそっちのけでシナちゃんピン撮りですわ(コラ)水さんの衣装ってこないだタカラヅカ絢爛でかしちゃんとかタニちゃんとか着てたやつにソックリやなあ〜ってか似合うなあ〜チンピラ衣装。
あれ?赤い花(@BMB)みたいなコムちゃんの衣装ってどこで着てたっけ?これまた舞台奥からセットの階段に仁王立ちしてる可愛いコムちゃんが登場〜(移動に踏んばる姿にキュンときた!)でもこのデカい襟のせいで躍りにくそう〜(肩こりそう〜)。
んで、ラテンのシーン(もうこれフィナーレなのね)に繋がる黒燕尾コムちゃんのソロダンス&まーちゃんとのデュエットダンスから水さんも加わってのダンスへ。ベース音だけで躍るコムちゃんのかっこよさったら!しなやかで強さもあって本当に素敵でした。中央奥のセリ上がりで登場するまーちゃんの後ろ姿のまた美しいことったら(涙)イキな二人のダンスに水さんも揃って魅せてくれました。途中から大階段が動く背景のごとく稼働しだしたのにびっくりしつつ、ああもうパレード近いんだと切なくなったり…って黒燕尾なコムちゃんのまま思いっきり弾けたラテンダンス群舞(?)になるんですけど、ここの曲もいいわ〜ノリ良くて楽しいんだもん。でもその弾ける華やかさってのが「泣いてるけど笑顔」って感覚と似ていてキュンとなってみたり。娘役さんがパンツスーツで躍るのって好きです。だって普段見れないよな表情でキメキメで躍るんだもん♪
大階段のパレードがいつもみたいな感じじゃなくて、え〜こんなぬるく終わっちゃうの?って思ったのですがどうですか?
明るいリズムのエンディングのおかげで、さよならの切なさを越えた明るいショーに出来上がってたような気がします。
それにしてもまーちゃんってリフトされるの上手いよな〜(誰から担がれてもキレーに回ってるもん!それはまーちゃんの技術よね)。
ウインクを飛ばすコムちゃんも初めて見たかも☆これは美味しかった(笑)。あと音月クンの斜めから見下ろすような目線(口は薄くひらいてます)は、たまらんくらいセクシーでした。 (どんな追伸だよ)








mutsuki kisaragi