服装

1年中を通して長袖、長ズボンが良いでしょう。
袖や裾がダボダボした服だと風に煽られたり動きづらくなります。
紫外線は4月頃から強いのです!直射日光と海からの照り返しで陸にいる時の
倍は日焼けします。上と下からでオーブントースター状態ですね。
「夏は暑くて長袖、長ズボンなんて着てられないよ」という方は半袖、半ズボンでも
かまいませんが日焼け止めクリーム等を塗ったほうが良いです。
特に普段、肌が露出していないところは必ず塗ってください。
夜、寝返りが打てないどころか眠れなくなってしまいます。
実際、服の上からも日焼けしますから・・・
あと曇っていても日焼けしますので注意してくださいね。
冬は防寒対策をしっかりやってください。重ね着は動きづらくならないように
しましょう。下にダイバー用のウェットスーツを着るとかなり暖かいです。
あとレインウェア(カッパ)は防寒になりますし服の汚れ防止にもなります。
海は天候が急変したりするのでレインウェアは忘れないように。
レンタルウェア(無料)を船宿、船に常備してありますので確認してください。

サングラスはUV対策が施してある物が良いでしょう。
「猫の目」って夜だと黒目が大きくなりますよね?人も同じです。
サングラスをかけることによって、そうなります。そこにUV対策ではない
物をかけてると紫外線が直に目に入りますので非常に目に悪いです。
そんな訳でサングラスはUV対策がしてある物を選びましょう。

帽子も必需品ですね。風に飛ばされないよう顎紐が付いた物が良いでしょう。
夏は風通しの良い麦わら帽子がお奨めです。熱中症には十分注意してください。
冬は防寒用に毛糸の帽子や耳あてが付いてる物とかお奨めです。
目出し帽も良いですよ。
ただし目出し帽を被ったまま金融機関へ行くのはあまりお奨め出来ません。(笑)

履物は長靴がお奨めですが滑りづらい運動靴でもOKです。
長靴なら汚れや濡れを気にしないで済みますけど夏は
蒸れますからね~。デッキシューズが良いかも・・・
サンダルやハイヒールは控えてください。
冬は中敷を敷いて靴下は2枚重ねとか毛糸の靴下等で防寒を
忘れないようにしてください。
ちなみに「靴用ホカロン」は長靴では効きません。
レンタルブーツ(無料)を船宿に常備してありますので確認してください。

手袋は指先が出る釣り用手袋が良いでしょう。餌付けや糸を縛ったりと
細かい作業も手袋をはずさずに出来ますよ。軍手は無いよりマシですが
針がかかりやすく、かかると抜けなくなるので細かい作業には向いていません。

熱中症

先ずは熱中症にならないことです。夏場は汗をかきますので
スポーツドリンクをチビチビと補給してください。たまに熱中症予防だ!と
経口補水液を飲んでいる方がいらっしゃいますが、補水液は熱中症に
なった方が飲むものです。なんでもない人が飲んでしまうと塩分過多と
なってしまいます。血圧の高い方は要注意です。
なお、不幸にも熱中症になってしまった方は周りの人や船長に申告してください。
場合によっては命に関わることもありますので絶対に我慢しないでください。

船酔い

空腹と寝不足は船酔いの原因になります!
「どうせ船酔いで戻してしまうから・・・」と食事を摂らずに乗船する方が
いますがこれは間違いです。空腹での船酔いでは吐く物が無くつらいだけです。
「吐いたらスッキリした」ということもあります。
寝不足は身体が疲れてる上に神経過敏になっていますので
三半規管が敏感に反応してしまいます。
対策としては「十分な睡眠と三半規管の慣れ」です。
三半規管は、何回も乗船して慣らすしかないのですが仕事ではないので
毎日乗船することは出来ませんよね。
そこで「酔い止め薬」ですが、これは乗船の30分位前に服用してください。
酔ってから飲んでも効きません。三半規管を麻痺させて船酔いにならない
というものなので眠くなったりしますので用量、用法など間違いないように。
また普段から薬を服用している方は飲み合わせ等の問題がありますので
掛かりつけのお医者さんに相談してください。
最近は「酔ってからでも効く」という物もありますね。個人差もあるでしょうけど
あまり効果はないみたいです。
あと、船の排気ガスで酔ってしまう方もたまにいます。
通常、釣り時は風に船首を向けているので排気ガスを吸い込むことは
ないのですが状況によって船首を風に向けないこともあったり他船の排気ガス
がありますので、そういう方はマスクを持参してください。あとは排気管の
近くに座らないということです。

もし酔ってしまったら、吐ける物があったら吐いちゃいましょう。
全然恥ずかしいことではないです。
吐く時は海に向かって豪快に!(笑)船が汚れたって水で流せばいいことです。
トイレで吐くと、後の方がトイレを使えなくなっちゃいます。
「今日はもう釣りはやらないよ」という方は寝ちゃうのが一番です。
小1時間位寝て復活する人もいます。寝不足だったんでしょうね。
根性で釣りをする方は、ベルト等を緩めて圧迫感をとり、なるべく手元をみないで
遠くの景色を見るようにしましょう。

竿

「初めてなんですが竿はどんな物を買ってくれば良いですか?」という方がいますが
とりあえず船宿にある貸し竿を使ってください。無料です。破損、紛失は実費を貰い受けます。
竿は魚によって、みんな違います。また同じ魚でも浅場用、深場用とか何種類もあります。
自分の好きな釣り物や、自分の釣り方がわかってから好みの竿を買ったほうが良いです。
こういう人もいます。メバル釣りで「この竿のが柔らかくて喰いこみが良い」と
キス竿を持ってくる人もいます。好みは人それぞれです。
「メバル竿」と表示してあっても、「メバルが絶対釣れる」とは表示してません。

弁当

夏は傷みづらい物を選びましょう。冷えたクーラーボックスに入れておいてください。
あと水分補給用に飲み物は多めに持ってきたほうが良いです。
「お茶」や「ミネラルウォーター」は手洗い、うがいにも使えます。
冬、ご飯ものは冷たく硬くなってしまうのでパンのが良いかも・・・
カップラーメン等、汁物は船上ではこぼれやすいので避けたほうが良いです。
(要望によりお湯はお持ちします。)
あと片時も竿を離したくないという方は片手で食べられるオニギリやパンがお奨めです。
船上パーティをやりたい方・・・船はプラスティック製なのでバーベキュー等の火は使えません。
釣った魚で刺身やお寿司パーティをやりたい方は、まな板、包丁、酢飯、醤油等をお持ちください。
船上は揺れますので刃物の取り扱いには十分注意してください。
*お弁当の手配あります。(要予約)*


薬類

船宿、船に常備してありますが(消毒薬、絆創膏、酔い止め薬、腹痛薬等)
心配な方、普段から薬を服用している方(飲み合わせがありますので)はご自分でお持ちください。



クーラーボックス

氷は朝、配りますので溶けないうちにクーラーボックスに入れてください。
グループ釣りの時は1人が1つ持って来なくても大きい物を1、2つと
皆さんで使うのも荷物にならずに便利です。

また、船宿にレンタル(無料)やお持ち帰り用のボックス(無料、有料)を用意して
ありますので手ぶらで来ることが出来ます。(要確認)


タオル、ティッシュ、ウェットティッシュ

タオルは汗拭き用、手拭き用、頭に掛けて帽子を被れば日焼け防止
首に巻いて防寒用と色々使い道があるので、2~3枚用意しましょう。
ティッシュ、ウェットティッシュも同様です。ウェットティッシュは便座クリーナーにもなります。
駅前で貰ったティッシュや、各家庭に「お中元」「お歳暮」で貰ったタオルがたくさんあると思いますので
ここで使っちゃいましょう。(笑)
船宿、船にも常備してありますので確認してください。

釣り物選び

まず、「何を釣るか」ですね。とりあえずは簡単にやれて、たくさん釣れている魚を選びましょう。
最初から難しい釣り物だったり魚が釣れなかったりすると、釣り自体が嫌いになっちゃいます。
では、どうやって調べるか・・・新聞や雑誌、インターネットでも釣果は調べられますが、
船宿に直に訊くのが良いでしょう。
船宿に「全く釣りをしたことがない」、「○○釣りなら何回かは、やったことがある」、
「接待だからたくさん釣りたい」、「普段の息抜きだから忙しくないやつ」、「同伴の子供が多い」
とか言って頂ければ、それに合わせた釣り物や今釣れてる魚を紹介しますよ。
「難しくても釣れなくてもいいから○○釣りをやってみたい」という方は「リレー釣り」がお奨めです。

予約、確認、キャンセル

釣り物が決まったら予約を入れましょう。
シーズン中の土日だと早くから予約が入ってしまいますので予備日を用意して
希望日を確認してください。
予約が取れましたら「集合場所、時間」「貸し竿、貸し道具の有無、料金」「仕掛けの有無、料金」
「電動リール用の電源」「人数」「サービス内容」「連絡先」等の確認をしてください。
規定の人数が揃いましたら御予約の連絡をお願いします。
予約をされて当日近くになって人数が揃わなかったから・・・雨が降るからとキャンセルという方が
たまにいらっしゃいます。当店も損失、なによりその日に予約をしたかった方にも迷惑がかかります。
幹事さんは御自分は勿論、グループの皆さんにもそのあたりのことの周知をお願いします。
基本的にキャンセル料は頂いておりませんが、明らかに悪戯など悪質な場合には頂くこともあります。
ご不明点等ございましたら、お電話で問い合わせてください。


ワンポイントアドバイス

1.釣った魚の血抜きをする時は、海水を張ったバケツで行います。
 血抜きが終わったら冷えたクーラーボックスに移してください。
2.魚の鮮度を保つには、クーラーボックスの中に海水を魚が浸る程度入れましょう。
 氷だけでは全体に冷えません。