木彫加賀獅子頭の由来

神谷内町黒皮張り獅子金沢市神谷内町黒皮張り獅子・天保5(1834)年作

初代加賀藩主前田利家公が、金沢城に入城した時に盛大に行われたお祝いの獅子舞は、それ以後の隠れた武芸奨励策として盛んになりました。
獅子頭も各町に一基守護神として大切に保存され町の誇りでもあり、現在でも沢山の町会で祭礼に獅子舞を見ることができます。
また獅子頭は災難をくいとめ、一声で万物を畏服すると云われており、魔除、厄除けの守り神として床の間や玄関などに飾られたり、縁起物としてお正月やお祭りの飾りは勿論、各種の御祝(新築・結婚・出産・節句・など)に用いられ縁起の良い置物として年間を通して親しまれています。
獅子舞用などの大型の物は、受注生産により製作しています。

知田工房 房主 知田清雲
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