11月20日

トランポリンのようなベッドで一夜が明けた。 

横になれただけで幸せ! ベッドの不具合など 何のその!

いざ、ハイカー憧れのグレイドルマウンテン国立公園へ出発だ!

山道に備えて、マイクロバスが用意されていた。

空は、上天気、雲一つない。

ホテルの朝食のバイキングも美味しく頂いた。

 

一週間スルーでガイドをしてくれる良江さんは、大学院をメルボルンで学び、

タスマニアを好きになって離れられないとか。ドライバーは生粋のタスマニア人で

マイクさんと言った。

 良江さんとの打ち合わせもあり、ドライバーのすぐ後ろの席に座った。

羊が群がる、ニュージーランドを思い出させる光景や、淡いピンクが揺れるポピーの

花畑が広がっていた。モルヒネの材料となるポピーは 政府によって厳重に管理されているよう

だ。

  (パンフレットより)

 国道1号線から脇にそれて、狭くて曲がりくねった道に入って行くと、澄み切った青い空に

海抜1300Mのローランド山が 屏風のように迫ってきた。

こんなにクリアーに見えるのは珍しいと良江さんは言った。

 

 途中、壁画の街、シェフィールドに立ち寄り、スーパーマーケットにも入ってみた。

ロンセストンから90キロ、ケンティッシュ群の村おこしから街の30ほどの壁に、

壁画が描かれている。

開拓時代の様子、ダム建設の様子など、なかなかのものだ。

 

さらにバスは B13号線からC136号線へと 初夏の小さな花が咲く山道を走った。

「最近出来たおしゃれなレストランがこの山の上にあるんですよ!」と左手前方を

良江さんは指を指した。

こんもりとした丘で建物は見えないけれど、エントランスの雰囲気はとってもいい。

「入って見たい!」と思わず叫んだ。

{帰りには、良江さんを促して、ここで素晴らしい昼食タイムが出来た}

 

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