レースレポート外伝:後記 (小田急セーリングクラブ掲示板より)

  右海面の怪 投稿者:ALOHA 投稿日:2004/05/25(Tue) 02:32 No.1440

 とみsさんの上マークでの出来事を一部始終見学させていただきました。確か、上にオーバーラップ艇がいたのでしかたなくジャイブ&タックしてマークを回航したと記憶しております。
 まず、クローズホールドの走りですが、3種類のモードを持つとよいです。

  1つはノーマルモード:ジブのテルテールを上下並行に流す。もう1つは、ピンチモード:上テルテールを飛ばし、下を流す。 最後にドライブモード:下テルテールを飛ばし、上を流す。

 ピンチは、当然上り角度を優先させる場合に使用します。しかし、艇速がないと止まってしまう欠点があり、とてもレンジがせまくなります。 ドライブは、艇速を優先させますが、落とし過ぎてオーバーヒールの危険があります。この場合は、メインをほんの少し出します。 このモードを利用しながら特に、クルーが状況をすばやく判断し、スッキパーに指示を出します。
 あの状況では、ジャイブ選択のまえにドライブをして上艇とのルームを空け、タックをしてスターンを通りタックする方法が、ベストだったと思います。
また、マークを意識し過ぎていつのまにかピンチモードととなっており、横流れしていました。
 さらに、クルーがセンターケースに座り艇がフラット過ぎたので、クルーは下バランスで、ヒールをつけウエザーヘルムをかけてあげた方がよかったと思います。
他の皆様にも当てはまるケースは、ハーバーでの岸壁に張り付く前のパターンと同じです。岸壁を意識し過ぎて、上りすぎてしまい横流れ&舵きかずです 障害物を避けるためには、艇に充分なスピードを保ち、ルームが必要だということです。

  Re: 右海面の怪 とみs - 2004/05/25(Tue) 20:51 No.1443
 ありがとうございます。大変ためになりました。レースの後、車の中でも反省しきりでした。 さらに、ALOHAさんコメントを読みつつ、緊急反省会。コーチの前で醜態をさらすのは、恥ずかしいですが、 得るものも大きいと感じる今日このごろです。

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