70,s BIKE ALBUM(YAMAHA)
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初めて本格的オフロードバイクが一般車としてリリースされ、爆発的に売れた。
ヤマハトレール250 DT1
発売と同時に圧倒的な支持を受け、世界的なトレールブームを巻き起こしたDT-1。それまでのオフロードバイクは、オンロードモデルから派生したスクランブラーが中心だったが、DT-1は「道なき道を行く」という言葉をそのまま具現化。当時、国産車最長のストロークを誇ったセリアー二式フロントフォーク、オートルーブ、5ポートピストンバルブエンジン、大径ブロックパターンタイヤ、エンジンガードなど、オフロード走行に焦点を絞ったテクノロジーや装備をふんだんに投入し、「トレールバイク」という新しいジャンルを築き上げた。また、毎年厳しくなる選定条件を見事クリアし1968年7月30日、栄誉ある「グッドデザイン賞」を受賞。商品の安全性はもとより、デザインの素晴らしさも周囲に認められた1台。
主要諸元表
●車名:ヤマハトレール250 DT1 ●年式:68年型 ●全長:2,060mm ●全高:1,130mm ●全幅:890mm ●軸間距離:1,360mm ●最低地上高:245mm ●車両重量:112kg ●最高速度:120km/h ●燃料消費:40km/L ●登坂能力:35° ●エンジン:2サイクル ●気筒配列:単気筒前傾 ●吸入方式:ピストンバルプ ●内径×行径:70×60mm ●圧縮比:6.8:1 ●最高出力:18.5PS/6000rpm ●最大トルク:2.32kg-m/5000rpm ●始動方式:ワンタッチキック ●点火方式:マグネトー ●潤滑方式:オートループ ●一次減速(比):ギヤ(3.095) ●二次減速(比):チェーン(2.933) ●クラッチ:湿式多坂式 ●変速機:5段リターン式 ●フレーム:複管クレードル ●前輪緩衝:テレスコービックオレオ ●後輪緩衝:スイングアームオレオ ●タイヤ:3.25-19/4.00-18 ●前照灯:6V35/35W ●価格:\193,000 |
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1970東京モーターショウ YAMAHA GL750モックアップモデル(雑誌モーターサイクリスト掲載写真) |
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当時のヤハマには4サイクルはXS650のみでいわゆるナナハンはなく本田、川崎に対抗して画期的な水冷2サイクル4気筒インジェクション750CCを作ったが市販はされなかった。しかし、技術的な先進性に対してインパクトがあった。 |
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YAMAHA初の4サイクルエンジン搭載のビッグバイク。OHCバーチカルツインエンジンは信頼性があった。太いエキパイが印象深い。フレームが華奢であるといわれた。
主要諸元表
●車名:YAMAHA xS―650 ●価格:338,000円 ●年式:72年型 ●全長:2,175mm ●全高:1,155 mm ●全幅:905mm
●軸間距離:1,405 mm ●最低地上高:150mm ●乾燥重量:185kg ●最高速度:185km/h以上 ●舗装平坦路燃費:35km/L(60km/h)
●登坂能力:25° ●最小回転半径:2,500mm ●0-400m加速 13.0sec ●エンジン種類:4サイクル、空冷ガソリン、SOHC
●気筒数配列:直立2気筒、並列 ●総排気量:653cc ●内径×行程:75×74mm ●圧縮比:8.8:1 ●最大出力:53ps/7,000rpm
●最大トルク:5.5m-kg/6,000rpm ●始動方式:キック ●点火方式:バッテリ ●燃料タンク容量:12.5L(予備2.6L)
●エンジンオイル容量:3L ●潤滑方式:強制圧送ウエットサンプ ●1次減速機構:歯車 ●2次減速機構:チェン ●クラッチ型式:湿式多板
●変速機型式:常時噛合式前進5段 ●フレーム形式:高張力鋼管ダブルクレードル |
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2サイクル2気筒の甲高いエキゾーストノートが印象に残っている。カワサキ程ではないがマフラーから白煙を出しながら走っていたなあ。 |
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