インターネットで戦争遺跡について調べている時、北九州の若松港で日本海軍の駆逐艦柳が
防波堤として残っていることを知り、平成15年3月末に北九州の若松港まで見に行った。 午前6時13分にJR戸畑駅を降りた私は軍艦防波堤のある響灘埋立地まで行くバスが来る約
1時間の間、バス停のベンチで前日夜行列車に乗る前に買ったパンとお茶を朝食として食べ、 駅においてあったパンフレットを読んだりして時間をつぶした。 しばらくすると響灘エコタウン行きのバスが来たので乗車した。バスの乗客は私を含めてわず
か2名だけだった。 バスは若戸大橋を渡り若松の市街地を走った後、響灘大橋を渡った。響灘大橋を渡った時バ
スの乗客は私だけであった。響灘埋立地のバス停でバスをを降りた後、軍艦防波堤まで休日 で人気のない道を歩いていった。 しばらくすると駆逐艦柳の船体が見えた。駆逐艦柳の手前の防波堤が少し出っ張っていたの
で、この場所に駆逐艦涼月か冬月が埋まっているのかなと思いながら、柳に近寄り写真撮影 をした。 柳の船体は艦首部分がコンクリートにより補強され、艦尾部分はほとんど防波堤に埋もれてい
た。そして近くには駆逐艦柳の物と思われる鉄片が散乱していた。 軍艦防波堤には1時間ほど滞在したが、帰る時、響灘エコタウンからのバスが夕方までないの
で軍艦防波堤から若松営業所バス停まで歩いて行きかなり疲れた。 若松営業所バス停からバスに乗って若松駅まで行き、若松駅から折尾経由で鹿児島本線に
乗ろうと思ったが、予定を変更して若戸渡船で戸畑まで行き戸畑駅から鹿児島本線に乗る事 に決めたので若戸渡船乗り場近くのバス停で下車して若戸渡船に乗船した。 高塔山に軍艦防波堤となった駆逐艦涼月、冬月、柳の慰霊碑があるが時間がなく、足も疲れ
ていた為行く事が出来なかった。 なお、軍艦防波堤については抹茶さんのHPを参考にさせていただきました。
響灘大橋より「軍艦防波堤」方面を望む
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