技術の日産


  1985年
7代目スカイライン
ソフィスティケートされた高級スポーティサルーンを目指した。
C10以来搭載されてきたL20型エンジンに代わり
新世代のRB20系ユニットに一新、
世界初の4輪操舵システム「HICAS(ハイキャス)」搭載。
1987年8月グループAのホモロゲーション獲得のために、
800台限定モデル『GTS-R』が発売。
ツーリングカー・レースに本格参戦し、
1989年シリーズ・チャンピオンを獲得する。


1999
スカイラインGT-R
主要諸元 
●車種 GT−R GT−R V・spec 
●車名型式 ニッサンGF-BNR34 
●寸法 
全長×全幅×全高 mm 4600×1785×1360 
室内寸法 長×幅×高 mm 1780×1400×1105 
ホイールベース mm 2665 
トレッド 前/後 mm 1480/1490 
最低地上高 mm 145 130 
●重量・定員 
車両重量 Kg 1540 1560※ 
乗車定員 名 4 
車両総重量 Kg 1760 1780※ 
●性能 
最小回転半径 m 5.6 
燃 料
消費率 
10・15モード(運輸省審査値)km/l 8.1 
  60km/h定地走行(運輸省届出値)km/l 14.8 
●諸装置 
クラッチ形式 油圧操作式ダイヤフラム(プル式) 
減速機歯車形式 ハイポイドギヤ 
ステアリング形式 ラック&ピニオン式
(ヨーレイトフィードバック電動SUPER HICAS付) 
駆動方式 ATTESA E-TS
(電子制御トルクスプリット4WD) ATTESA E-TS PRO
(アクティブLSD統合制御4WD) 
懸架方式 前 独立懸架マルチリンク式 
  後 独立懸架マルチリンク式 
主ブレーキ 前 ベンチレーテッドディスク対向4ピストン型 
  後 ベンチレーテッドディスク対向2ピストン型 
駐車ブレーキ 機械式後2輪制動 
タイヤ 前/後 245/40ZR18 




610型ブルーバードU
 型式 L18型 
 最高出力   125/6200PS/rpm 最大トルク  16.5/3600kgm/rpm
 全長 4215 mm全幅1600  mm 全高 1415mm 
車両重量 1035 kg 乗車定員5名最小回転半径  4.9m
フロントサスペンション 独立懸架ストラット式 
 リヤ-サスペンション 独立懸架セミトレーリング式 


サイドウインドウのJラインが印象的な4代目にあたるのが610型「ブルーバードU」です。
発売は1971年8月、510型より大きく、ゆったりしたフォルムとしました。
ラインナップは、4ドアと2ドアハードトップを設定しています。
610型はスポーツ志向の510型と併売され、位置づけとしてはファミリー向けのクルマでした。
車名のUはUSERを指したもので、「ブルU」と呼ばれました。
エンジンは、1600ccと1800ccの2本立てで、
1800ccにはシングルキャブ仕様、SUツインキャブ仕様、
電子制御燃料噴射装置(ニッサンE.G.I.)仕様を用意しました。
1973年にはスカイライン2000GTと同じ
直列6気筒エンジンを搭載した「2000GT」を加えます。
これは「ブルG」の愛称でした。
1972年には、史上最高の国内販売台数を記録。
 
 

  
 
 
 
 5代目ローレル
型式 VG20E・T 
最高出力 170/6000 PS/rpm   最大トルク  22.0/4000kgm/rpm 
 全長  4675 mm 全幅  1690 mm全高  1390mm 
車両重量  1380kg 乗車定員  5名
 最小回転半径  4.9 m 燃料消費率  10.0 Km/L
駆動方式 後輪駆動  懸架方式 前 独立懸架ストラット式 
懸架方式 後 独立懸架セミトレーリング式 
 

  
 1984年10月に、ライフスタイルの個性化や価値観の多様化が加速、
自分らしさを大切にする社会のニーズを重視、
伝統の豪華さ、ゆとりというイメージを高めた
「感性に訴える最高級ハイオーナー・サルーン」として、
5代目ローレルはデビューしました。
 直線を基調として、シャープな線と張りのある面で構成した、
スタイリングは、格調と重厚感を表現したダイナミックさを備えていました。
低速域から高速域まで高いトルク性能を発揮する
高性能なV型6気筒2000ccターボ付・PLASMA-VG20E・Tエンジンと、
加速感あふれる快適な走行フィーリングを実現した
直列6気筒2000cc・PLASMA-RB20Eエンジンを搭載しました。
小型・高性能な1800ccや静粛性に優れた2800ccディーゼルもあり、
豊富なバリエーションを提供しました。
 5代目ローレルはゆとりと豪華さを感じるインテリアを採用しました。
またドライバーの意思の通りの素直で安定した走りを目指して、
剛性感の高いシャープなラックアンドピニオン式ステアリングや
高速走行におけるスタビリティ向上を図ったサスペンションを採用しました。
車体剛性や安全性などを徹底的に追求したハイクオリティなクルマでした。 
 1984.10 5代目ローレル発売 
1985.11 CA18グランドエクストラリミテッドを追加 
1986.10 マイナーチェンジ 
1987.8 CA18グランドエクストラリミテッドを追加 
1988.2 20周年記念特別限定車「スーパーメダリスト」を発売 


3代目シルビア S110型
型式 Z20E型 
最高出力   120/5600 PS/rpm
最大トルク  17.0/3600 kgm/rpm
全長  4400 mm全幅  1680 mm全高  1310 mm
車両重量  1105 kg乗車定員  5 名
  最小回転半径 5.2  m60Km/h定地走行  16.5km/L 
駆動方式 後輪駆動 
フロントサスペンション 独立懸架ストラット式 
リアサスペンション 4リンクコイル車軸式 

 1979年3月発売したS110型は、基本的な構造を同一とした、
よりラグジュアリーな「ガゼール」とともに発売。
 低いノーズライン、傾斜したフロントウインドウに対して、
ノッチを強めたリヤウインドウと水平のリヤデッキが形作るスタイルに、
角型四灯式ヘッドランプ、大型バンパー、オペラウインドウを
採用、スポーティさとファッション性を加えた斬新なスタイルの、
本格的スペシャリティ・カーを追求した。
 従来から定評のあるZ18型エンジン(1800cc車)を採用するとともに、
4気筒で2000cc、急速燃焼方式による新開発のZ20型EGI
(電子制御燃料噴射装置)付エンジンを採用し、優れた動力性能を実現。
前輪ストラット式、後輪4リンクコイル式サスペンションを採用、
ステアリングのギヤをバリアブル化(1800cc車)、
エンジン回転数感応式パワーステアリング(2000cc車、西独ZF社と提携)を採用、
高水準の操縦安定性と機敏な走行性能を実現した。
急速燃焼方式により53年度排出ガス規制に適合させ
燃料経済性の改善を図るとともに、54年度騒音規制に適合させた。 
 居住性のために、室内幅の大幅拡大(従来車1100mm)、
ヘッドクリアランスの改善や、空調、換気性能の向上をはかる。
運転席にドライバーの身体をサポートする6ウエイシートを採用した。
遮音材や吸音材の適所な採用により、室内の静粛性を向上させた。 
 ドライブコンピューター、コンポーネントオーディオ・システム、
夜間の走行を一段と快適にするトータルイルミネーション・システムや
一窓式集中警報装置など数々の新機構を採用した。 


■ガゼール(車名の由来)
 GAZELLE
 アフリカ、アジアの草原に住む、小型羚羊で、日本では総称してカモシカと呼ばれています。
美しく長い足を持ち、走りは速く、その姿は非常に優美で、優しく輝く目を特徴としています。


1979.3 新型ニッサン・シルビアおよびニッサン・ガゼール発売 
1979.8 シルビア、ガゼールハッチバック発売 
1980.6 改良型シルビア、ガゼール発売 
1981.4 第29回サファリラリーで総合優勝
史上初の3年連続完全優勝(総合優勝、クラス優勝、チーム優勝) 
1981.5 シルビア ターボ、ガゼール ターボ発売
(併せて両シリーズを改良) 


1982.4 シルビア、ガゼールの4バルブDOHCエンジン搭載車発売 

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