三菱
1970
ギャランGTO-MR
全長 4,125mm 全巾 1,580mm 全高 1,310mm
ホイールベース 2,420mm
エンジン型式 4G32
エンジン種類 水冷式
4サイクル4気筒DOHC
総排気量 1,597cc 馬力 125ps
ギャランGTOは、既存のギャランをベースに豪華な装備と航空機のイメージを実現した
「ヒップアップクーペ」として話題を呼んだ本格的スポーティタイプ車で、
MI、MIIが1970年11月、MRが12月に発売された。
アメリカ車的な雰囲気のロングノーズ、ダックテール、
日本車初の50インチカーブのサイドガラスを採用したタンブルホームで
構成されたスタイルは、それまでの国産車にない印象を与え、
東京モーターショーでも圧倒的な人気を博した。
また、コクピットタイプの計器盤は長い間、国産他車に影響を与えた。
3タイプのうち最もホットなMRは最高速度200km、三菱初のDOHCエンジンを搭載し、
ソレックスツインキャブを装備している。
1973
ギャランFTO1600GSR
全長 3,765mm 全巾 1,655mm 全高 1,320mm
ホイールベース 2,300mm
エンジン型式 4G32
エンジン種類 水冷式
4サイクル4気筒SOHC
総排気量 1,597cc 馬力 110ps
ギャランFTOは、若い層に向けての「ファストノッチスタイルクーペ」として1971年に発売。
当初1400ccネプチューンエンジンを搭載したGI、GIIツインキャッブ付GIIIの3タイプであったが、
1973年にモデルチェンジし1400ccおよび1600ccサターンエンジンを搭載した
6タイプとなり、内外装もグレードアップした。
ラリー向きのホイールベース・トレッド比、リミテッドスリップデフ、
オーバーフェンダーでエキサイティングな走りを実現し、
“ザ・ベスト・スポーツクーペ・イン・ジャパン”と評価された。
1974
ランサー1600GSR サファリラリー車
全長 3,965mm 全巾 1,525mm 全高 1,360mm
ホイールベース 2,340mm
エンジン型式 4G32
エンジン種類 水冷式
4サイクル4気筒SOHC
総排気量 1,597cc 馬力 110ps
ランサー1600
ランサーは、1973年2月に人間性の尊重を基本テーマとして世に送り出された大衆車である。
ボディは強固で安全なモノコック構造で、
1200ccから1600ccまで計12タイプの豊富なバリエーションを誇り、
低公害型エンジン、チルトハンドル、コラプシブルステアリング、
マスターバック付ディスクプレーキなどの機構が随所に盛り込まれていた。
同年8月には、0〜400m16.4秒を誇る最速モデル1600GSRなど7タイプが追加された。
サファリラリーで1974年と1976年に総合優勝、
サザンクロスラリーでは1973年から4年連続総合優勝を飾った。
1978
ミラージュ 1400GLX
全長 3,790mm 全巾 1,585mm 全高 1,350mm
ホイールベース 2,300mm
エンジン型式 G12B
エンジン種類 水冷式
4サイクル4気筒SOHC
総排気量 1,410cc 馬力 82ps
省資源時代に対応して、限られたスペースを有効に使い、
機能を重視し本物を追求するという視点にたって、
外形を極力切りつめながら、ゆったり座れるスペース、独創性のあるメカニズム、
充実した質感をもつワールドワイドなクルマを目指して開発された
2ボックスのハッチバックタイプで、
1978年3月に新販売チャンネルのカープラザから発売。
排出ガス規制に適合させたMCA-JETエンジン、
これを横置きにした三菱初のFF方式、
低燃費と高性能を両立させる独特のスーパーシフト、
新開発のU字型リア独立懸架の採用などにより、
すべての性能面での画期的にすぐれた車として歓迎され、
ギャランと並ぶ三菱の主力車種となった。