OE Ruleは、ホームユーザ(自宅で趣味や娯楽など商用以外の目的に利用されている方)に対し無償で提供するフリーウェアです。商用ユーザ(商用目的に利用されている方、企業・学校などの団体の方)は、こちらを参照してください。
OE Ruleは、Microsoft Outlook Express
専用の迷惑メール対策支援ソフトウェアです。
Outlook
Expressは、受信したメールを条件設定に基づいて自動的に仕分けする"メッセージルール"という機能があります。残念ながらこの機能は、迷惑メール対策には不十分でルール設定が手間です。OE
Ruleは、このメッセージルールをドラッグドロップなどの簡単操作で設定できる機能を提供し、迷惑メール対策に役立ててもらおうというソフトウェアです。
必要なメールを選択的に受信トレイや指定したフォルダに仕分けするルール(セーフリスト)や迷惑メールかどうかを判定するルール(ブロックリスト)を、このOE
Ruleで簡単に作成できます。メールのドラッグ操作でルールに条件を追加したり、迷惑メールに含まれるワイセツ用語などNGワードを検出する機能を利用してスパム対策を強化できます。
(図1 OE Rule)
OE Ruleを起動すると、ルール名や条件・アクションなどが一画面で確認できるメインウィンドウが表示されます。この画面には、ルール作成を支援するさまざまな機能が埋め込まれています。新たにルールを追加する場合は、[既定のメールルールの作成]がお勧めです。既定のメールルールは、下記の12種類があり簡単にルール作成できます。
上記の[本文に信頼できるメールアドレスを含む場合]および[送信者が信頼できるメールアドレスの場合]の条件は、システム起動時にOutlook Expressのアドレス帳と自動的に同期することが可能です。
Outlook Expressからメールをドラッグドロップするなどのマウス操作でルールの条件も簡単に編集でき、本文の内容を条件にして迷惑メールをブロックする場合には、スパム特有のワイセツ用語などをメールから抽出する[NGワード検出ツール]が利用してルール条件を強化できます。
煩雑な操作をともなったメッセージルールの編集が容易になり、効果的な迷惑メール対策をおこなうことができます。
セーフリスト (SAFE LIST) |
・・・・ | 正当なメールを判定するための条件を、セーフリストと呼んでいます。 "ホワイトリスト" や "許可リスト" と呼ばれることもあります。 |
ブロックリスト (BLOCK LIST) |
・・・・ | 迷惑メールを判定するための条件を、ブロックリストと呼んでいます。 "ブラックリスト" や "遮断リスト" と呼ばれることもあります。 |
OE Rule
(c) Koma Software Development