現実がハリウッド映画を追認?

2004年1月13日

まずはこのニュース。

(転載開始)
米、ペルーに21億円返還へ 元情報部顧問らの秘密預金

 米政府は11日、ペルーのフジモリ政権の黒幕だったモンテシノス元国家情報部顧問ら
が米国内に違法に隠し持っていた預金などを差し押さえ、近くペルー政府に2000万
ドル(約21億円)を返還する方針を明らかにした。
AP通信が米国務省当局者の話として伝えた。
 米国は昨年12月、汚職事件で国外の金融機関に移して隠匿した国庫資金について、
移送先国に返還措置を講じるよう義務付けた国連腐敗防止条約に署名しており、今回の
返還は同条約に基づく措置。12日からメキシコ・モンテレイで始まる米州特別首脳
会議の場で発表される。

 元顧問は、2002年7月に公金横領罪で禁固9年4月の実刑判決を言い渡された
ほか、軍の特殊部隊による虐殺、軍の戦闘機購入に絡む資金洗浄・不正蓄財などにも
関与したとされる。(共同)

Sankei Web(産経新聞社)2004/01/12
http://www.sankei.co.jp/news/040112/0112kok033.htm

(転載終了)

このニュースを聞いて、ハリソン・フォード主演の映画『今そこにある危機 』
(原題:Clear And Present Danger1994年公開、製作国:アメリカ、配給:UIP)
を思い浮かべた人は、きっとわたしだけではないだろう。
原作トム・クランシーの小説の映画化で、舞台はコロンビアであったが、
まさに上記のニュースは映画を地でいってる内容です。
あらすじ紹介(goo映画サイト)

ハリウッド映画には、ハッとする事がしばしあります。
現実が映画を追認しているのかのような、恐ろしい錯覚を感じる時があります。

『ソードフィッシュ』(原題:SWORDFISH)製作国:アメリカ/配給:ワーナー・ブラザース
出演:ジョン・トラボルタ、を観たときがそうであった。

日本での公開日は2001年11月3日であるので、アメリカ、ニューヨークのテロ事件
「911」の後の公開だが、製作していたのは当然2001年9月11日以前である。

今だアメリカ市民にも当然日本国民にも、テロの脅威が顕在化していない時に、
テロリストの脅威に立ち向かうべく、主人公CIAのエージェント?が非合法な資金集め
をするストーリーです。映画の中でテロリスト、オサマ・ビン・ラディンの名も出てきます。

これも↓映画が先で、現実が追認するような錯覚?に陥るような内容です。
『トータル・フィアーズ』(原題:The Sum of All Fears)製作年 : 2002年/製作国 : アメリカ
/配給 : 東宝東和。
この映画は、アメリカとロシアが牽制しあう中で核の恐怖が高まっていく、政治サスペンス
仕立てのストーリーでアメリカの都市ボルチモアで核爆弾が炸裂します。これも主人公はCIA
の情報分析官です。アメリカとロシアでの全面戦争の危機が高まる中、やがて事件の黒幕が
EU諸国の高官?でいわゆる極右思想の持ち主だと判明していくのだが・・・
核兵器がイスラエル経由であったりと、なかなか手の込んだストーリーです。
あらすじ紹介(goo映画サイト)

この『トータル・フィアーズ』の製作総指揮・原作は小説家、トム・クランシーです。
上で紹介した『今そこにある危機 』もそうですが、トム・クランシー原作が
映画化された作品は、他にもたくさんあります。『レッド・オクトーバーを追え』や
『パトリオット・ゲーム』、『愛国者のゲーム』などetc。

トム・クランシーという人、どうも彼自身がCIAの関係者ではないでしょうか?
そんな気がしてしまいます。(笑)!

現実はまだ、『トータル・フィアーズ』のように、アメリカの都市で核兵器は
炸裂していません。。。そんな事が起きたら、世界が大混乱になります。

まさかこの映画を追認するような事態にならない事を、、、
切に願います。

(了)

2004年1月13日脱稿