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どろろと百鬼丸


感想その1

原作手塚治虫氏の作品。原作,小説,テレビアニメ版はラストに若干違いあり。
私的には原作漫画の方が耐えられます。
一言でいうと・・辛すぎる・・・内容です。
父親が自分の大望のために子供をの体を魔人に捧げるなんて・・
百鬼丸はそのため,死ぬほどの苦しい思いをする。
それでも父,母と出会ったとき百鬼丸は自分の本当の肉親のであることを感じ取る。
景光も百鬼丸に少しは心揺るぎますが,百鬼丸が強くなかったら打ち捨てそう・・です。
血のつながりって何なんだろうと・・考えさせられる作品。
原作では百鬼丸は父を手にかけていません。どろろ達の農民一揆で追い出されます。
でもアニメ版は父景光が最期の48匹目の妖怪だったので,百鬼丸は実の父と闘うことに・・・

昨年秋にDVDを買いましたが,実はまだ最終回まで見ていないんです。
(付いてた少冊子にあらすじがのっていたので・・・)
百鬼丸の辛い思いを見たくないので・・・
48匹の魔物を倒したことで,自分の体はもとに戻るけど,その反面,親殺しの”業”に悩むであろう姿を…見たくないのです。
また,全話見たら感想も変わるかもしれませんが・・・
今は原作の方が好きです。まだ先に希望が見えているようなので・・・。
48匹の魔人を倒して,どろろと義父・寿海のもとに戻って欲しいな〜〜と希望的観測をもちたいのす。

でもアニメ版を,作成したスタッフは百鬼丸は48匹の魔物を倒したら,生きる術を失い,出家するしかないんでは・・という
感想が書かれていました。。。出家・・・やっと人間らしい生活が出来るのに出家・・・するしかないんでしょうかね。



何で今,どろろ・・なのかと言うと・・・昨年秋にPS2版にdororoのゲームが出ました。
CMを見て,こんな暗い原作をゲームに出来るん??と思いました。
私はゲームはやってません。ゲーム能力ないんで無理・・です。
しかも、我が家はPS版どまり・・・どうしょう??
でもこれをきっかけにDVDを自分の誕生日!に買いました。
買って良かったこの一品!!。
百鬼丸の心の強さに今も憧れています。

ちなみにアニメ版は白黒です。
当初はカラー作品の予定らしかったですが・・・
タイトルも最初は「どろろ」でしたが途中から「どろろと百鬼丸」に変更されました。
戦乱の時代なので,百鬼丸は妖怪も倒すが,人間もばったばった斬ります!!。
もう無常感一杯です!!
本当に日曜日の7時半・・カルピス子供劇場の前身の作品??なのか〜〜。
白黒で正解です!!。

2005.5.27.
2005.9.7. .一部修正・加筆

感想その2

DVD全巻見たらまた,書きます。

PS2版のゲームされた人がいたら感想教えていただきたいです。
PS2版の景光はいい人??の設定らしいですね。
いきなり無常観漂うものは今の世でゲームといえども,あわないのですね。
しかも原作等では見れないシーンがあるとか・・・良いな〜〜♪。
いつか,トライできたらいいな・・・。