吉法師

登録させて戴いている歴史系検索サイトさんで,自分はこの人で歴史にはまった??
その歴史上人物とは・・・という企画を読んで・・・描いたシロモノ・・・です。
私をみごとに歴史ものに,こけさせてくれたのは,小学校6年の秋図書館で借りてきた「南総里見八犬伝」でした。
室町末期も戦国時代の区別もつかない当時,八犬伝の後は戦国時代まっしぐらでした〜〜。
戦国時代もの・・・最初に読んだのが司馬遼太郎氏の「国盗り物語」斎藤道編2巻・織田信長編2巻。
今でも司馬氏の本の中では1番好きです!!。

信長のお目付け役の爺・平手政秀が信長の乱行振りをいさめるため自害。
其れを嘆く吉報師信長の姿が印象的でした。
あと,斎藤道三との対面シーンも,良い!!。
自分の実の父親・信秀よりも舅殿・道三に信長も心から畏敬の念かつ親愛の情を持っていたのでしょうね。
道三も自分の子供・義龍(実は前領主土岐氏の子供)より,自分の志を受け継いでくれるは信長・・・である事を確信。
結局一度の対面しかしていない二人ですが,心に通じるものがず〜〜っとあるというのが素晴らしいな・・と思います。
この二人が御酒を酌み交わすシーンというものを見たいです。

ちなみに,明智光秀も斎藤道三の元にいたので,道三はこの二人をどう見ていたのか??。
後にこの信長,光秀が迎える結末は道三が生きていたら変わったのではないかな〜〜と思います。

なにはともあれ,道三・信長二人の生き様を読める「国盗り物語」はお勧めですね♪。

夏に某ビール会社のアンケートでも御酒を飲みたい歴史上の人物に信長さん,ランキングされていましたが,
信長という人は・・・自分の身近にはいて欲しくないですね〜〜。
遠くから暖かく見守りたいです。私,小心者なんで・・・お手討ちにあいたくないです。。

ってなもんで,自分は信長・・・絶対!!!!描かないだろうと・・と思ってましたね。
上の企画を読んで・・・吉法師時代なら・・・ということで描いてみました。
描いたのはいいけど,背景が思い浮かばない!!。
鷹か鷲かなんかつけようか・・と思案しましたが,疲れて放置していました。
人物描いたのは9月・・今は12月・・・。
年内に描いたものは始末してしまおうという事で今更展示する結末に・・・。


2005.12.10.