歴史転び話

人間??年生きてきて,ふと振り返ると,結局 歴史ものが好きだったんだな〜〜とつくづく痛感します。
なんか,いつも歴史ものにはまっていて,どこかの時代の本を読み漁っている状態が何年か続きます。
そして,ひと段落したら,また,次の時代ものにはまる。・・・の繰り返し・繰り返しです。

小学校六年生の時に,学校の図書室で滝沢馬琴の”南総里見八犬伝”の本を読んで以来,歴史ものにはまってしまいました。
(小学生用の本だったから短いものだったと思いますが,今これを読み返す自信はないです。)
当時,テレビでも時代物(水戸黄門とか江戸時代物は多いけど)を扱っているのってNHKの大河ドラマしかなかったですね。
ひたすら毎週大河ドラマにかじりついていた時期でした。
今みたいに年末時代物スペシャル・・・(恐怖の?時間攻め)なんて無かったです。

中学校時代は戦国時代,幕末物,高校・大学時代は古代文明(和・洋・中)やら白鳳,飛鳥時代,勤め人の時は,幕末時代に戻って,あと中国物,子供を育てている時は平家物語と太平記に埋没していました。
今は・・・無いんですね。残念ながら・・・。

大学も歴史を専攻しましたが,何故か西洋史を専攻してしまい,えらく後悔する羽目になりました。
喜び勇んで,どんな勉強が出来るのか!!と思っていたら,いきなり経済史!!!
そうですね〜〜,歴史の出来事は経済の発達と欠かせないものらしい。
最初に渡された教科書が岩波文庫の”近代経済史の発達”(だったと思います)でしたから,大学で歴史を学ぶことへの自分の甘さを痛感いたしましたよ!!
(近代経済史自身が悪いというわけではないですが・・・)
もう自分の専攻科目がいっぺん嫌になりましたよ。
同じクラスの男子学生が,当時”ベルバラ”が流行った後だったので,その憧れ(のり!!)で間違って入学している奴がいる!!!と鋭いご指摘をされていたような記憶があります。
多分,そういう人多かったと思んだけど,・・・。

まあ,仕方ないので,自力で好きなものを勉強することにした次第です。
結局,大学の卒論は,自分の思い描いていたものとはかけ離れたものでした。
ちゃんと,計画して大学と,専門選べをしろ!!という痛い教訓ですね。
(当時,歴史の勉強できるなら,何処でもいい!!と考えた甘者でした)

現在も,普通のドラマはあんまり,見なくても歴史物のドラマはちゃっかり見ますから,これからもこういう状態が続くのでしょうね。
けど,新分野開拓の日は遠いかも〜〜。