佐々木高氏(道誉) 

近江源氏(源頼朝から近江守護職に任命された佐々木定綱の子孫)
の名門,京極佐々木氏の当主。
本名は高氏,執権北条高時が剃髪した時,入道となり,道誉と名乗るようになりました。
元弘の変後,足利高氏に従い,室町幕府の創設・式目の制定に努める。
上総・近江・出雲・若狭・飛騨5カ国の守護大名を兼ねて幕府の要職にき,
尊氏の死後も義詮に忠節を尽くした。
足利家執・高師直と並んで,婆沙羅大名の異名をとるが,闘茶・香合・謡曲・
連歌にも秀で近江猿楽の保護者でもあったようです。。

結構,傍若無人な振る舞いをしていたとか言われながら,
後醍醐天皇の隠岐配流の護送の折も色々配慮し,心から天皇に誠意を
尽くし,終生尊氏を裏切らず,その後継者にも従う・・・。
でも,大河ドラマでは高氏を裏切っていたことがあったのでは・・・??
最後は,病床の尊氏と共に最後までそばにいたので結構いい人なのかも。。。
尊氏と登子と道誉の3人が一緒に語らっていた姿が印象的でした。


先月,桔梗の花を塗っていて,太平記人物ね〜〜・・・,・・・花といえば
,佐々木道誉って立花の名手だったよね〜〜と
思い出して・・・描いたシロモノです。
先の高氏と対で下描きしました。”2人の高氏”ということで。。。
(しかし,大河ドラマでこんなサブタイトルがあったような・・・)
私の描いた人物の中で一番派手になってしまいました。
人物より花や小物で・・・だからまた画像が重いのです。
しかも,桔梗と菊は色を変えてまたまた使い回し・・・。

2005.9.1