「Natulle〜なちゅれ〜」の梨野はるな様へお送りした絵です。
はるな様も、足利尊氏、登子夫妻がお好きだとおききしたので、
その二人のイメージで描きました。

常々、鎧…というものをちゃんと練習しておかないといけないな〜〜
と思っていたにもかかわらず・・・また寄せ集めで、描いてしまいました。
手元に尊氏の鎧の資料なかったです。
でも青系の鎧って良いな〜〜と勝手に妄想して(^.^)しまいました。

青系の鎧って、「ラストサムライ」で、真田広之さんの鎧が青系でかっこよかったです〜〜★。
この方・・・大河ドラマ「太平記」でも尊氏役でしたしね。
私が”太平記”好きになったのも大河ドラマがきっかけでした。(もう!15年ほど前なのですね。)
沢口靖子さんの演じられた登子がとっても可愛いながらも、芯のとおった女性で素敵でした。
沢口さんが時代劇で演じられる女性にはいつも感嘆してしまいます。
「お登勢」も自分の意思をしっかっり持った女性像が印象的でした。
最後に遠い蝦夷でも幸せになれてよかったね〜〜と感情移入してしまいました♪

話が脱線しましたが・・・
尊氏って、亡くなる最期まで、自分のした事、成し遂げた事についての自責の葛藤が渦巻いていたことでしょう。
この人ほど、戦前戦後、捉えられ方の落差が激しい人はいないでしょう。
最近まで、たぶん今でも逆賊扱いされてますし・・・。
どんなに自分が現実にはひき戻れない修羅の道に落ちても、登子
がいれば昔の自分に戻れたのではないか・・・
尊氏の最期の瞬間まで寄り添った登子。
自分の一族を滅ぼされたのに、その人に最期まで添った登子って本当に芯が強い女性だな〜〜と尊敬してしまいます。

2006.4.14.