女子アナのヘルメット


 地震、台風、大雨など、わが国は災害大国である。その時必ず現場中継と称して、アナウンサー・レポーターが、レポートを行なう事が決まり事になっているかのように、毎回登場する。その事は良いけれど、問題はヘルメットの被り方。男は良い。女子アナが問題なのである。

 ほとんどの場合、きちんとヘルメット着用をしていない。斜めに、後ろにずらして被っているのが多い。なんか、顔を露出させるためにわざとそうしているんじゃないかと思うくらい、ひどい被り方である。全国放送されるんだから、気をつけて欲しいな。危険な場所なのでヘルメットを被るのであるから、その事を肝に銘じて欲しい。ファッションじゃないんだから。

 ヘルメットが大きすぎるのかもしれない。大体ヘルメットは男性を標準に作られているものだろうから。しかしプロのアナウンサーである。自分の頭の大きさに合った、自前のヘルメットを用意して欲しいな。服装に金をかけるくらいなら、それくらいは出来るでしょうに。

 なぜ私がヘルメットのこだわるかというと、日常的にバイクに乗っているのでヘルメットの重要さが身に付いているためである。事故で頭を打った事もある。その時は軽い脳震盪で済んだが、ヘルメット無しではおそらく死んでいたか、寝たきりになっていたであろう。硬いアスファルトの上に、時速30キロで2メートルの高さから叩きつけられたものだから。

 災害現場で緊張感が足りない格好をするのだけは止めて欲しいな。頼むから。



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