雨樋が壊れていた


 我が家では数年前から雨樋の一部が壊れていて、そこから雨水がしたたり落ちている。屋根に降った雨が下水に流れずに、地面に落下しているのだ。当然その分放射線量が高いと推測されるので、ざっと計算してみた。その結果、雨樋が壊れていない場合に比べて数パーセント放射線量が高いと予想された。数パーセント増とはいえ、あまり面白くない。早目に雨樋を直しておけばよかったと思うが、後の祭りだ。仕方がないので2011年6月ごろ雨水が落ちた場所にコンクリート板と砂利を敷いて、地面からの放射線を遮ることにした。5センチぐらいのコンクリートで、約半分に抑えられると聞いたからである。完全ではないが、やらないよりはマシである。

 あと雨樋にも多量のの放射性物質が付着していると考えられるが、これは如何ともしがたいので、自然に減るのを待つことにした。大雨が降れば少しは流れるだろう。でも地表に落ちるのだけれど。半減期の関係で時間とともに減るだろうが、本当は除染してもらいたいのだ。でも、いつになることやら分からない。

 雨樋が壊れているため、余計な心配事が増えてしまった。他にも色々考えると放射能に関しては心配事だらけだ。ノイローゼにはなりたくない。心配が過ぎるとかえって寿命が縮む。



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