除染はどうなる


 わが地域でも除染の計画はある。市のホームページを見ると、除染をすることにはなっていて、立派な計画書ができている。でも2年近く経っているのに何も進んでいない。住民に対する説明会すら行われていない。まあ説明会を開いても、異論が続出するだろうけれど。確かに冬の間は除染は難しいという点はある。

 除染が進まない理由は、何といっても汚染土の持って行き場がないことである。市の計画では各家の庭に汚染土をまとめて仮置きすることになっている。これは困る。広い庭ならまでしも、狭い庭では目の前に汚染土が置かれることになり、精神衛生上非常に良くない。いくら放射線量は減るとはいえ、庭など眺める気持ちにはならないし、庭の手入れもしたくなくなる。完全に土に埋めてくれれば良いけれど、庭には水道管、下水管、ガス管等が埋まっていて、それを避けて深く掘れるのだろうか。しかもいつ撤去されるか目途が全く立っていないのである。一、二か月ならともかく、何年もそのままにされるのは困る。でもそうなる可能性大である。中間処分場の場所が決まっていないし、当然処分場がいつできるかも分からない。もちろん最終処分場は話題にもなっていない。この際もう野球場にでも置いてくれ。東京ドーム何倍分という話なんだから、この際一部の野球場を一時保管場所にしてくれ(野球選手やファンには悪いけれど)。

 それができないならもういっそ除染はしないで、上から土などをかぶせて防染にした方が良いと思う。はっきりと汚染土の行き先が決まってから、まとめて土を持って行ってくれと言いたくなる。我々は放射線量が減ればそれでいいのだから。それに大概の場所では10年も経てば、除染しなくても健康上問題にならないほど、放射線物質は減少するだろうから、そのままにしといても良いよ。



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