新たな病名


 ホームページの題名の通り、顔面神経麻痺(左側)、鬱病、難聴(左耳)が私の大きな病気である。それに最近新しい病名が加わった。それは糖尿病、正確には血糖値が正常値より高くなってしまったのである。大震災で体重が減ったので、少しは安心していたのであるが、とうとう糖尿病になってしまった。まだなりたてであるので、節制すれば正常値に戻る可能性はないとも言えないが、父親が糖尿病だったので、無理かもしれない。これが大震災と関連があるかは分からない。しかし原発事故が何らかの影響を与えたという気がしている。

 確かに体重は減った、けれど運動量も減ったのである。糖尿病の原因は、食習慣、肥満、運動不足、遺伝的要素、不摂生、精神的要素などいろいろあるらしいが、こと運動不足に関しては思い当たるふしがある。それは放射線量が高いので外に出たくない。庭いじりもしたくない。結局家の中ばかりにいては、運動不足になるのが当たり前である。いくら体重が減ったとはいえ、良くないことだ。更にストレスが多いので、酒をよく飲む。適量では糖尿病には関係ないみたいだけれど、度を超すと良くないことは明らかである。不摂生のもとになる。もちろん心配事も多かった。原発事故はそれ自体すごいストレスだった。これでは放射線でガンになる前に糖尿病で寿命を縮めかねない。放射線が寿命に及ぼす影響は不明だが(おそらく私の状況では軽微といわれている)、糖尿病の影響ははっきり分かっているから。だから原発事故が怖いのは直接的な放射線の影響よりも、長期間ストレスにさらられたり、精神的に追い詰められることである。現状ではそうだろう。社会全体を見ても、たくさんの人が震災関連死をしている。福島県では原発事故による影響が大きいのではないか。



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