生垣の剪定


 生垣の剪定は少し手間なのだが、放っておくとどんどん伸び放題になってしまうので、時機を見て定期的にやらなければならない。生垣の剪定が必要な理由は大きく分けて4つある。

1、見かけを良くする。
2、風通しを良くする。
3、交通の妨げにならないようにする。
4、防犯上の観点から。

これらについて順次説明しよう。

1、見かけを良くする。
 折角生垣にしたのに、枝は伸び放題、高さは不ぞろいでは興ざめである。美的景観上の観点から剪定は必要である。放っておくと、お化け屋敷みたいになってしまう。
2、風通しを良くする。
 風通しが悪いと湿気が溜まりやすく、家が傷む原因になる。特に日本では湿度が高いので、風通しの良さは重要である。
3、交通の妨げにならないようにする。
 生け垣が道路側にはみ出すと、道路上での見通しが悪くなり、車の運手にも気を使うし、最悪交通事故の原因になりうる。以前私の家の前で交通事故があったのだが、生け垣が邪魔で見通しが悪かったのなら申し訳ないと思った事がある。実際は生垣のせいではなかったけれど、運転する人に気を使わせるのは感心しない。
4、防犯上の観点から。
 生け垣はプライバシーの保護という側面を持っているのだが、行き過ぎると外から家の様子が全く分からなくなってしまう。これは空き巣にとっては好都合なのである。留守中に密かにドアや窓を開けて侵入しても誰にも気づかれないのである。だから防犯上は外からドアや窓の様子が分かる方が良いのである。そのため私は生垣の高さを低くして、外から家の様子が分かるようにしている。

 こうやって考えてみると、生垣の剪定の必要性が理解できる。しかし現実問題として年を取ってくると正直面倒だなと思うこともある。また仮にスズメバチが巣を作っていたら刺されたら大変だと思う。だから生垣の剪定はスズメバチガスを作る前にやってしまうのが良いし、どうしても春夏秋にやる時ははスズメバチの巣がないか確認する必要がある。 



戻る