2018年の一月、とても寒い日が続いて雪も良く降った。そこで必ずやらなくてはならない事と言えば、雪かきである。自分の玄関や通路、駐車場はもちろん、道路(市道)の雪かきもやらなければならない。私の家は角地にあるので、家の前の道路だけではなく、家の横の道路も雪かきしなければならないのである。まあ雪国とは違って、そんなに積雪量が多いわけではないから、痛い腰に悩まされながらもそれなりにやっている。
一方近所の家を見てみると、綺麗に除雪している家もあれば、ほとんど除雪しない家があることに気が付く。除雪しない家は、自分の車さえ家から出せればいいやという感じなのである。だから道路の雪かきはほとんどしないのである。私はバイクに乗っているので、できるだけ早く雪が無くなくなってほしいのだが、そういうことは気にしていないらしい。また子供たちの通学路でもあるので、安全のためにも除雪はやるべきであると思ってしまう。
しょうがないから、ある程度近所の分も除雪する羽目になる。とは言えあまり綺麗に除雪してしまうと、なんか嫌味になりそうなので、そこはさりげなく誰かが軽く除雪しました程度に。別に頼まれているわけではないけれど、道は綺麗な方が良いから。
そう言えば以前、私が除雪している最中に通りがかった人に、なんで除雪しているのと聞かれたことがあった。そこで私は人が通るからだと答えた。そうしたらああそうなのかといった面持ちで立ち去ったのを思い出した。
そう道は人が通るから道なのである。だから雪かきをするのである。そして、それが世のため人のためだというものなのである。
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