あおるな

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。 　このように同じことを繰り返し見せるのが広告の手法である。本当は何も知らないのに、すっかり身近になった気になる。洗脳とあまり変わらない。飽きられてくると、ちょっと手を変えて流す。これをどんどんやれば、一般大衆はその気になるというわけだ。欲をそそり、不安をあおり、ものすごい費用をかけて広告を流すのだ。最近の民放はコマーシャルを放映するのが主目的になってしまった感があるね。番組もコマーシャルを見てもらうために作っているのかと、皮肉を言いたくもなる。クイズの正解はコマーシャルの後でなんて、何をふざけているんだ。 　最近気に障るのは某生命保険会社のＣＭだ。うるさくってしょうがない、何とかしてくれ。 　消費者金融の広告もいただけないね。大概違法な金利じゃないか。出資法では合法でも、利息制限法では違法なことぐらいわかるだろう。こういうことをやるから、法律遵守の風潮が廃れてしまうのだ。モラル低下の一因はこういうところにもあるんだぞ。 　インターネットでの広告も同様だ。制作費が安くて配信コストも安いから、これからも増え続けるだろう。デザインの一部として、ホームページに貼り付けている人もいるくらいだ。一番厄介なのは、未承諾メールの類だ。来るは来るはで、同じ内容がまとめて３件来たりする。違う人から同じ内容がまた来る。未承諾メールは１件に付き１０円の受信料をいただきますというのは出来ないのか。プロバイダーでチェックして、還元してくれないかな。それなら我慢しよう。 　このようにして欲をあおり、不安をあおり、人に無駄使いさせる社会は行き過ぎだと思うよ。競争するなら正々堂々他社との比較でやって欲しいな。しかも冷静な目で。何でも売りつけようとする根性は、悪徳商法と変わらないじゃないか。 　そう言いながら、酒をあおってわめいているのは私です。おまえもあおるな！

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