| 良い子は真似しない |
| テレビで危険な実験を放映する時がある。この時決まって出る字幕が、良い子は真似をしないで下さいだ。もちろん子供向けの注意だが、これは無意味である。 なぜなら、良い子は初めから真似しないからである。真似をするのは悪い子達なのである。だから、いくら注意をしても無意味なのだ。どうせ字幕を出すのなら、「悪い子は真似しないで下さい」が、正解なのである。 問題なのは、そういう注意をしたから、放送しても良いんだという姿勢である。一種の免罪符のようでもある。しかし本当に必要なのは、子供達が見ている時間帯に、そういう危険な実験を放送しないことなのである。 子供というのは、基本的に真似したがるものなのである。大人の真似をしながら大きくなっていくのである。だから子供に真似をしてもらいたくなければ、子供に見せない配慮が必要なのである。このことを深く考えて欲しい。 自分の子供の頃を思えば、随分大人の真似をしていた。父親のタバコの吸殻を口にくわえてみたり、酒を舐めてみたりだ。これらは良くないことである。しかし、子供というのは元来そういうものである。いいにつけ悪いにつけ、大人の真似をするものなのである。子供が大人の真似をしなくなったら、それはもう社会が崩壊する時なのである。 だから大人は良い見本にならなければいけない。学校教育うんぬん言う前に、大人自身がちゃんとしなくてはいけない。それが大人の責任というものであろう。成人式で騒ぐバカどもに聞かせてやりたい。 |
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