ミニトマト ミニトマトは非常に丈夫で、病気らしい病気もせず、害虫の被害に も遭わず、乾燥にも強く、簡単な支柱を立てるだけでとても育てやす い野菜です。一般的にミニトマトは食味の点で普通のトマトに劣ると 言われていますが、完熟したものはかなり良い味がします。家庭菜園 の強みで、真っ赤になるまでそのままにしといて、気が向いたときに 手を伸ばして食べれば良いのです。丈夫なので農薬はまず必要ないで しょう。それにわざわざ毎年苗を買って植え付けする必要もありませ ん。こぼれ種で毎年いろんな所から芽を出します。それを集めて移植 するだけです。 ただ夏野菜だけあって発芽の時期はかなり遅いです。6月頃になら ないと気がつきません。ポイントは日当たりの良いところに植えるこ とです。日当たりさえよければ後は何もしなくても順調に育ちます。 花は黄色いかわいい花です。実は1つの房に10個近く成ります。ほ おっておくとどんどん実が成りますので、熟した順に収穫すればいい です。結構秋まで実が成ります。ただ秋になると実が裂果しやすくな りますが、気にしなければ十分食べられます。一つ試してみたらいか がでしょうか。 注)一代交配種では、翌年発芽しません。毎年新しい種を蒔くか、苗 を購 入する必要があります(それが種苗会社の戦略らしいです)。