<てんとう虫に感謝> 私のところは無農薬なので、よくアブラムシが発生します。特にムク ゲの木には毎年黒い色のアブラムシが決まって発生します。しかし自然 というものはうまくできていて、アブラムシの天敵が退治してくれます。 その天敵はてんとう虫。春になるとどこからともなく現れ、アブラムシ を餌にしています。更には卵まで生んでくれて、孵った幼虫もこれまた アブラムシが大好物なのです。 おかげで枝先が真っ黒くなっていたムクゲの木は、いつの間にやらすっ かり綺麗になって、夏には沢山花が咲いてくれるのです。他の木例えば 梅の木にもアブラムシは発生します。けれどもムクゲの木に発生するも のとは違い、こちらは色が白いのです。アブラムシにも種類によって木 の好き嫌いがあるのかもしれません。てんとう虫にも好みがあるようで、 梅の木のアブラムシはあまり食べてはくれません。それで梅の木はアブ ラムシの出す液でネバネバして葉も枯れることがありますが、それでも なんとか毎年綺麗な花を咲かせているので、ひどい部分は剪定を兼ねて 枝ごと切ってしまうぐらいで放っておいています。 確かに無農薬ではよく病気や害虫にやられますが、それはそれなりに 自然の摂理で何とかなるようです。私の対応は葉っぱを食い荒らされて あまりにも見苦しいくなった時だけ、その害虫を箸でつまんで取り除く ぐらいですね。