梅の木の不思議
 我が家の梅の木に不思議があるので紹介します。最初買ったのは 正月用の飾りとして鉢植えで買ったのですが、その時は白い花だっ たのです。それを春になって庭に植えたのですが、驚いたことに翌 年咲いた花はピンク色だったのです。それ以来毎年ピンク色で咲い ています。おそらく栄養状態、日当たり具合、土の違いなどが絡ん でいるでしょうが、アジサイならともかく植える場所で色が変わる とは思ってもいませんでした。他の花や木でも同じ事があるようで す。おもしろいですね。 梅酒も作っています。毎年大きな実が数十個成るので、ちょうど いい量です。作り方は簡単で梅の実と35度のホワイトリカー(焼 酎)と氷砂糖を市販の梅酒用のガラスビンに入れてあとは寝かせる だけです。半年ぐらいではまだ不味いです。1年以上は寝かさない とおいしくありません。氷砂糖がいやという人は、蜂蜜や果糖にす るといいです。なぜ糖分を使うかというと浸透圧の関係で梅の成分 が外に出やすくなるからです。単に梅の酸っぱさを和らげるためで はありません。 さて講釈はこの辺にして、梅酒の話でついでに一つ。梅の代わり に姫林檎の実を使った姫林檎酒は色味共梅酒に劣りません。姫林檎 は林檎をうんと小さくしたような形で、秋になるとまっ赤に色づき ますが、渋くて生食は出来ません。しかしお酒に漬けるとこれが非 常においしいのです。逆に生食に適したものは、お酒に漬けてもあ まり良くない結果になるようです。渋くて酸っぱいのが良いみたい ですね(私みたいなのが良い。それで私も時々お酒に浸かっている !!)。