心情編 第7話  <わたしの頭の中>


 私の頭の中はどうなっているのでしょう。 

  昔、自分の頭の断層写真をちらっと見たことがありましたが、

  すぐに看護婦に取り上げられてしまいました。

  ですからどうなっているのか分かりません。

  ただ、どこかに問題がありそうです。

  なぜなら、難しいこと、細かいことが覚えられないからです。

  忘れるんじゃなくって、覚えられないんです。

  自分でもあきれてしまいます。

  これはどうも、7年ほど前に顔面神経がおかしくなって以来です。

  顔の神経が頭にまで影響したのでしょうか。

  難聴が、これに拍車をかけてしまいました。

  どうも私は左半分が弱いようです。

  目も左が良くありません。

  歯も左が欠けています。

  頭の中も半分おかしいんじゃないのかなあ。

  おかげで頭の中では、いつも脈絡のないやりとりが行われています。

 秩序だったことはすっかり苦手になってしまいました。

  夢ばっかり見ています。

  こんな私に未来はあるのでしょうか。

  これは誰にもわからないでしょう。

  だけど、信じて生きるのが得策と言うものです。

  たとえ明日どうなろうとも。