通信編 第4話  <なまはげ>


 秋田のなまはげ。皆さん御存知でしょうか。鬼の面をかぶって子供達をおど
かすやつです。おどかすといっても、親の言うこと聞かないと、ひどい目に合
わすぞと言うたぐいですが・・・。さてこのなまはげ、声が出ないとどうでし
ょうか。不気味ではありますが、あまり恐くはないのではないでしょうか。で
すから声が重要かと思われます。
  実はこのなまはげを、宴会の席で使ってみようと考えているのであります。
ここで問題は言葉です。なまはげは標準語を使いません。秋田の言葉を使いま
す。ということは、秋田の人でないとなまはげは演じられないという不都合が
生ずるわけです。これを解決するためには、声だけは秋田弁であらかじめ録音
されたものを使うのがいいのです。しかし音の出て来る場所には注意が必要で
す。あくまでも、なまはげがしゃべっている様に聞こえなければなりません。
まちがってもなまはげと別の場所から声が出てきてはいけません。
  ということは、なまはげの面の、口の所から音を出さなければならないとい
うことになります。ここにスピーカーを持って来る必要があります。さほど音
質を気にしないのであれば、技術的には可能でしょう。問題は録音された声を
どうやってなまはげまで届けるかです。結局はなまはげに受信機を持たせて、
離れたところから録音された声を送るということに、落ち着くのでしょう。通
信形態は、ワイヤレスマイクの逆と考えたら良いでしょう。
 当然の事ながら、なまはげは複数の方が効果的です。また通信方法は電波法
の規定に従うことができれば、何でもいいわけですが、SS通信もその1つの
候補でしょう。

  なまはげはどうもという人には、ほかも色々考えられます。例えば、
 
  怪獣、動物ぬいぐるみ
  漫才、コント
  寸劇、ミュージカル
  詩の朗読
  漫談、落語、浪曲


  要するに、しゃべったり、鳴いたり、歌ったりのたぐいであればいいわけで
す。ただしくれぐれも、人にからんだり脅かすのには使わないで下さい。ユー
モアで使ってくれることを希望します。

*なお、おばけ屋敷では絶対使わないで下さい。