悪口編 第5話 <夢の中の応援団> 「おー、どれどれ。これはすごい」 「ふむふむ、なるほど、なるほど」 「ははー、するどい、するどい。画期的だね」 「うーん、なかなか、なかなか。たいしたもんだ」 「うそ、うそ、うそ。夢みたい」 「やるねえ、やるねえ、見直したよ」 「ほー、ほー、上出来、上出来、良くできているねえ」 「さすが、さすが、だてに年とってないね」 「よくやる、よくやる、真似できないよ俺には」 「結構おもしろいね、これ」 「そう、そう、こんなのがいいんだ」 「まあー、魅力的ねえ」 「へー、良く考えたね」 「びっくりしちゃうわ」 「なにはともあれ、こんなの見たことない」 「発想が、新鮮だね」 「目の付けどころが違うね」 「常識破りだね」 「感動しちゃうね」 「新しい時代の幕開けだね」 「夢がいっぱい広がるね」 ほめてくれてありがとう。で、あんた達、だあれ。 「私たち、夢の中の応援団だよー」 「これからもがんばってね」 「期待してるよ」 そうか、ありがとう。これからも夢を見るよ。 ありがとう。 ありがとう。 ありがとう。 本当にありがとう。