きらめく朝に

1991.3 by Tarumi


昨日の闇を抜けて 光の束がさしこむ頃
さびしさを洗い流して 一人の部屋を出て行こう

朝つゆの道 微笑む誰か 僕の心に染みるよ
涙をふいてかけだせばもう やさしさがあふれてくる

らせん階段のぼったら 色彩(いろづ)いてく町が見えた
明日を照らす生き方を 今日陽ざしの中に刻みたい


やわらかなざわめきの中 人生は流れていくね
向かい風に立ち止まれば 続いていく道の途中

疲れた心横たえながら 眠れぬ夜もあるけど
いつだってほら きらめく朝は 闇の向こうに待ってる

時代と夢の交差点 未来へと軸を合わせて
自分の選ぶ生き方を 今日陽ざしの中に刻みたい

大きすぎる苦しみさえ のりこえるためにあるはず
昨日に負けぬ生き方を 今日陽ざしの中に刻みたい

時代と夢の交差点 未来へと軸を合わせて
自分の選ぶ生き方を 今日陽ざしの中に刻みたい