本試験の比重が倍増 高校入試
通知表の評価点を単純に2倍して評価
中学生の通知表の評価は、「絶対評価」となり、3学年とも5段階評価になっています。高校入試の際、3年生の成績は、去年は相対評価の10段階評価に直して高校側に提出していました。
県教育委員会が12月初めに公表した資料によりますと、今年度は絶対評価で5段階評価のままで提出し、高校側がそれを単純に2倍して評価点とすることに変わりました。すなわち、通知表3の人は6に、4の人は8に、5の人は10となります。内申書での点差の開きが大きくなるということです。
しかし、絶対評価のため、かなりの人が5か4なので、いわゆる成績上位校ほど内申書の評価点による開きはなくなっているはず。その分、本試験のでき不出来が大きく影響してくるものとみられます。鳴り物入りで導入された「ゆとり教育」も、ふたを開けてみれば以前にも増して、本試験勝負ということになりそうです。
ということで残り2ヶ月余り、体調に気をつけながらも、最後の頑張りを期待しています。
1・2年生はこのことを心にとめて、今後の授業に臨んで下さい。上で、本試験勝負と書きましたが、3年の本試験のときだけ頑張ればいいということではありません。今後、通知表の成績で5や4をとっておかないと上位校への挑戦権自体が手に入らないと考えられます。今後、試験だけでなく、宿題や提出物、普段の授業態度が大切になってきます。
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