世界にはいろんな子供たちがいる (1999/6)
発展途上国の貧しい子供たちを助ける「日本フォスター・プラン協会」に数年前から毎月小額の寄付を続けています。 協会が指定した子供に援助金が渡り、時折その子の生活状況が報告される仕組みになっています。
今までの子供が成人したので、このたび、アフリカのセネガルの女の子に変わりました。 両親や兄弟たちと一緒に一応健康に暮らしていますが、誰一人、学校に行っていません。 毎日生きていくのがやっとで、学校に行ける経済的余裕など無いのです。もちろん、水道も電気もありません。 毎日2回、2キロも離れた井戸まで大きな瓶を頭に載せて水汲みに行くのが、彼女の役目だそうです。 その他、これも2キロ離れた林での枯れ枝集め、料理、動物の世話、掃除などもしているそうです。
毎日学校に行って勉強さえしておればよい日本の子供たちはなんて幸せなことでしょう。 このような悲惨な子供たちが世界中には何億人もいるのだという現実を、塾生たちに知っていてもらいたいと常に思っています。 そんな意味からも、各家庭で子供たちに常日頃から、部屋の掃除やお使いなどいろんなことを手伝わせるべきだと思います。 そんな中から生きていく力というのも養われてくるのではないでしょうか。
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