自由と強制
A: 先生、連休の宿題めちゃめちゃおおいんやデー。数学なんか、プリント2枚のほかに問題集10何ページもあるねん。Bんとこは?
B: 宿題なんかあらへん。その問題集いうてXXやろ。授業でやった時、家でその範囲終わらしてもたわ。日頃からしとかんからや。
 連休前の高校2年生の会話です。Aは砺波高生、Bは高岡高生。校則にしても宿題にしても、高岡は比較的自由なのに対し、砺波は規則や宿題で縛る傾向にあります。それでも、高岡の生徒は自主的に勉強し、砺波の生徒は宿題でもなかなかやらない様子が見受けられます。その結果、3年後には大きな差になって表れてくるのです。内容が難しくなっていくほど、自ら勉強しようという姿勢・自覚がいかに大切かということだと思います。
 とはいうものの、両校とも5月から土曜日講習を開くとか。゛指示待ち世代 ゛と呼ばれる現代っ子は、他から強制されないと何も行動できなくなってきているのだろうか。



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