絶対評価での初めての通知表  2002/7/25

 通知表は絶対評価になったので、英語はほとんどの子供たちが評価 でした。 勿論、中間・期末試験とも芳しくなかった子は でしたが、両方の試験とも90点以上なのに評価が だった子がいたのには驚きました。 提出物もちゃんと出したし、授業中もちゃんと発言していたといっています。 実施前から指摘されていた「評価の基準が分からなくなるのでは」という心配が早くも表面化したといえます。
 ところで、2日に、「分数のできない大学生」で一躍有名になった京大大学院の西村和雄教授の「学力低下と日本の危機」と題する講演を聞きに行ってきました。 その中で、「純粋の絶対評価なら試験で80点以上取れば のはずだが、観点別評価というものが導入され、“意欲、関心、態度”が重視される結果、試験の成績は四分の一の評価に成り下がっている。 先生の目にどう評価されるかで内申書が決まるので、子供たちは日常的にストレスがたまっていく」と指摘されました。 上に書いた子供はまさしくその典型としかいいようがありません。 
さらに、高校入試の際の内申書は、富山県の場合、従来の“相対評価”に直して出されます。 その転換の基準も全く見えてきません。 西村教授の指摘どおりになってゆくのではないかと心配です。


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