03/1/1 

「子供たちが壊れてきている」 
市内の某小学校の校長先生の言葉です。
先生の話に集中できない。机にじっと座っていられない。すぐに怒ったり泣いたりする。おなかが痛いなどと言ってすぐに保健室に駆け込む。各自が自分の話を聞いてくれとせがむ。・・ 
 中学や高校でも同じ傾向が出てきているようです。 子供たちの話を聞いていると、本当に信じ難い状態です。 塾生の態度を見ていても、低年齢化、幼児化が年々はっきりとうかがえます。 入ってきても挨拶しない。 平気で大きな声で私語する。黒板を使っての一斉指導では黒板を見ず、その子の横に座って説明しないと聞かない。 毎回のように注意してもキャンデーの殻を座布団の下に隠したり道に捨てて帰る。コートを着たまま授業を受ける。高校生で宿題をやってこない。・・・ 

あげていけばキリがありません。
 もちろん、よい子たちが多数なのは間違いありません。ちゃんと挨拶する子、コートをたたんで置く子、消しゴムのカスまで拭ってゴミ箱に捨てて帰る子、ゲームをしたあと後片付けをする子・・・
 文部科学省が小中学生の全国学力・意欲調査を12月に公表しました。それによると、中学生は半数以上が学校の授業内容を理解できていないという。なのに、学校の授業以外での勉強時間は、塾などの時間を含めても一日平均1時間未満の子供が半数を占める。漫画や雑誌以外の読書は全くしない中学生が半分以上。
 幼児期か小学校低学年の時期にしっかり躾けていくしかなさそうです。上記の校長先生いわく「子どもの問題というよりその親の問題なのです
年頭にあたり、ご父母の皆さんに考えていただきたいと思います。

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