残念ながら・・  (2003/3/22)

 3月になって中学2年生が6人塾を辞めました。1年の時から来てくれていたにもかかわらず、英語に興味を起こさせることが出来ず残念です。「英語の安念塾」を標榜し20年以上の経験がありながら指導力不足を反省しています。しかし、何度注意してもろくに音読もしない、問題もほとんど解かない、解くふりをして隣の生徒の解答を写す、説明のときもあらぬ方向をぼんやり見つめている、ひそひそ話にふける・・一向に態度の改まらない子供たちに対しては打つ手が無かったのも確か。さらに、友達が辞めるから僕も辞めるという子もいます。もっと自分の考え方というのを持ってもらいたいと願っています。
 塾は義務教育ではないので、生徒に選択の自由があります。私たちの指導の仕方が子供たちにとって合う合わないがあると思います。私たちの指導のやり方が気に食わなければ辞めるのは自由です。子供に選択の自由があるところが学校との違いなのです。
 と同時に、私たちにも一定の選択権はあると思っています。私たちの指導方針に合わなかったり、他の子供たちに迷惑になるような態度を続けたり、勉強の意欲がない生徒は辞めてもらえると思っています。成績云々ではないのです。少しでも分かろうとする意欲、積極性、好奇心があるかどうかなのです。
自分で必死になって学ぼうとする生徒には一生懸命教えたくなります。逆に、何度言っても聞いてもらえないし、自ら伸びよう伸ばそうともしない子には、教える気持ちがなくなります。難病の人でも、自ら治そう治そうと、生きようとするその生命力と薬や治療が相乗効果をもたらしてよくなるのです。教える教えられるという関係もそういうものだと思います。いくら月謝を頂いて指導するプロとはいえ、受け手の子供たちにその気持ちが無ければ成果はあがりません。よく言われるように、馬を水呑場まで連れてはいけるが、水を飲ませることは出来ないのです
 一方、英語の試験では80点、90点を取るのに他の教科では10点や30点という子供も数人います。「英語がこれだけ出来るというのは、理解力はある証拠や。ほかの教科もやる気を出せばきっと出来るようになるよ」と言っても「ガッコの先生の教え方が下手やから分からん」と開き直ります。英語塾としての責任は一応果たせているのでまあいいのですが、残念でなりません。何事も他人のせいにする風潮というのは好きではありません。いまや社会ではすべて自己責任の時代です。子供たちにも「勉強ができないのは自分の努力が足りないのだ」という自覚を持ってもらいたいと願っています。

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