疑問だらけの絶対評価     5/6/2003
 通知表の評価が ゛絶対評価゛に変わってちょうど1年が経ちました。 13日の「高校入試懇談会」の席上でも、ご父母の皆さんから評価基準に対してかなりの疑問が出されました。 
一番多かったのが、「試験で90点前後取っていて、提出物等もきちんと出しているのに4や3だった」「3学期というのは学年の総合だと思うのに、5−5ときたのに4だった」「試験で15点しか取れなかった子が4だとクラスで公言していた」というものです。 
 3学期は三者面談も無いので先生に理由を聞くことも出来ず、親子ともモヤモヤがたまっているようです。 本来はこういった疑問を学校側が吸い上げて解決していくべきだと思うのですが・・・
 去年11月の「散居の風」で、東京都教育委員会が公表した都内の公立中学(653校)の1学期の絶対評価実態調査について「衝撃の実態」として載せました。 都教育委員会は、3月下旬、2学期分をHP上で公表しました。それによると、9教科全体の分だけの平均値では、評価5が12.5%、4が27.6%3が39.8%、2が15.2%、1が4.9%
「入学者選抜において使用する絶対評価による評定の信頼性・客観性の確保に役立てることを目的として実施した。 「5」が50%以上あるなどの特異な評定状況を示す教科のある学校は、1学期調査では延べ15校であったが、本調査では延べ9(実学校数8)に減少した。 特に全教科にわたり「1」の評定がついていない学校はなくなった。 なお、一部の学校、教科における特異な評定分布については、引き続き個別に検証を行い、必要な改善を図っていく」と指導していくことを明言しています。 さらに、「絶対評価を定着させていくためには、各学校において評定の分布だけでなく、評価の計画をはじめ観点別学習状況の評価等、評価の全容を都民に公開していくことが求められている」と述べています。
 富山県でも、来年度入試から、絶対評価による内申点となる可能性が極めて高い。都教育委員会のようなデータの公表などにより、父母や生徒たちの不安や疑問を解消する手立てを立てて欲しいと願っています。

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