小学生時代の夢破る(5/03)
 イラク戦争が早期に決着したことは本当によかったと思いました。でもそれに続くイラク国民の略奪行為には唖然としてしまいました。特にイラク国立博物館まで略奪の限りを尽くされたというニュースには言葉がありませんでした。
 私は小学校5,6年生のころ、チグリス・ユーフラテス川沿いに発達したメソポタミヤ文明王朝に関する物語を読んで以来、ぜひともその地を訪れてみたいと夢見てきました。ロンドンの大英博物館でかなりのエジプト文明やメソポタミア文明の遺跡の一部を見た際、その思いが一層募ったものでした。
 世界の文化遺産といえるものを、それを生み出した子孫自らが破壊、略奪してしまうとは本当に信じがたいことでした。しかもバクダッドを占領した米軍は石油省は警備したが、博物館は警備しなかったという。ラムズフェルド米国防長官は「これも自由の代償」「自由な人間は自由に過ちを犯し犯罪にも走る」と公言した。第二次世界大戦の際、原爆投下の第一目標に上がっていた京都を文化遺産保護の目的で変更したアメリカの良識はなくなってしまったのだろうか。
 ということで、私の小学生時代からの夢が無残にも潰え去ってしまいました。

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