アメリカ大使と握手 2000/4
左がフォーリー駐日大使、右が筆者 中央の女性が写真提供者の丸山かづ代さん
東京にあるアメリカ大使館には誰でも自由には入れますね。 でも、大使公邸には一般人は入れてもらえません。ところが、公邸に入っただけでなく、大使と握手して写真まで撮ってきました。 生涯にただ一度のビッグチャンス。
私は20数年前、アメリカのワシントン州シアトルにある州立ワシントン大学を卒業しました。 その同窓会日本支部が毎年、東京で同窓会を開いているのですが、たまたま今のアメリカ大使が同窓生ということで、今年(2000年)は特別に大使公邸で4月下旬に開かれました。 この大使を任命したクリントン大統領は今年で任期が切れるので、当然彼も解任になるのは間違いなし。 それでこの機会を逃すと大使公邸などに入れるチャンスは一生ないので、塾の授業を休んで参加しました。
車で乗り付けた人は、トランクの中はもちろん車体の下や周囲を金属探知機で調べられていました。 歩いてきた人は「儀典課」名の入った招待状を見せるだけでフリーパス。 玄関ホールで、大使と、わざわざシアトルから来た大学の学長が並んで参加者一人一人と握手。 後は適当に飲んだり食べたりしながら何とはなしに話をするといった実にたわいのない集まりでした。 しかし、公邸の応接室は、終戦直後、占領軍のマッカーサー指令官と天皇陛下が会見した部屋で、そこに立てたというのはちょっとした感動ものでした。
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