一部ながら残念

   「こんにちはー」という元気な声で塾に入ってくる。  「ありがとうございました」と頭を下げて帰っていく。  そんな時は気持ちよく電気を消していける。  ところが、「尻ふかずー」と怒鳴ることもしばしば。  どこの世界も当然例外はあるもの、と承知はしているのですが、  そのまま大人になっては困ると思うので、一言苦言を書いてみました。
出入り口の戸をちゃんと閉めない子、「今晩は」「さようなら」とか挨拶をしない子、鉛筆や消しゴム、ノートを持参しない子、学校の定期テストで80点以上を取りご褒美の文房具をもらっても無言の子、ゲームのご褒美のキャンディーの包み紙を教室の隅や道に捨てて帰る子、机に落書きをする子、借りて帰った本を返さない子、、、 
   あげるときりがないのですが、ほんのごく一部の子の話し。 昔なら「親の顔がみたい」とか「お里が知れる」とか言ったものでした。 「鉄は熱いうちに打て」の諺どおり、私たちも気がつけば注意しているのですが、なかなか直りません。  やはりお家で実行していないことはなかなか身につかないようです。 

   日本人は礼儀正しい国民と言われてきましたが、アメリカに行った経験からすると、今ではアメリカ人の方が礼儀正しいかもしれません。  夫婦はもちろん、親子であっても、朝晩の挨拶は当たり前、鉛筆一本取ってもらっても必ず「サンキュウー」。  もし子供が言い忘れると親ははっきりと要求します。 
子供部屋のベッドメーキング( 起きた後ベッドの毛布をきちんと掛け直すこと)も子供自身でしないと厳しく叱ります。 
   塾生たちには「外国語を習うということは、こういう文化も知ることが大切なんだよ」と折りに触れて話してはいるのですが、、、。 でも大部分のお母さんはご安心ください。 

       
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