屁のれっつ
味わう
物を食べるときに「よく味わってください」とか言う時があるけれど、やることはそれと全く一緒だ。
まず、その食べ物(飲み物)から漂ってくるにおいは?見た感じは?
箸やフォーク、スプーンで持ったときの感触は?
口の中、歯ごたえ、鼻に抜けるにおい、舌触り…?
のどごし?
体の中では?
「まったりとしていて、それでしつこくなく…」なんて解説する必要はない。むしろしない方がいいかな。ただ、感じて欲しい…
ゆっくり、そのことを考えながら食べるのではなく、普通に食べて、感じられればBESTでしょう。
何でこんなことが必要か?
それは、演技を作るためじゃなく、演技をするため。演じようとするんじゃなくって、まずは「感じて」素直に「出す」事の方が大切。
「美味い、こりゃ、ごっつ美味いで。」って、うわべだけの演技よりも、『美味いと感じた』時の顔や体からにじみ出る『何か』の方が、よっぽど、お客様や相手役に伝わるものだから…
スタニスラフスキーの「メソード演技」の中では、もっと細かくしっかり「感覚の記憶」をするように書かれているが、あまりそればかりにとらわれていると『メソード芝居』になってしまうので、適当に。