しゅぎょー
場あたり
稽古場と公演場所が違う場合や、それが同じでも舞台装置が本番用に作られ空間が変わった場合など、役者及び各スタッフは、今まで稽古してきたもので上演するのに不都合がないかどうかを確かめるために「場」をあたっておく。
特に役者は、稽古と同じように動いたら壁に手が当たったとか、どうしてもそでに入るまでに時間が足りないとか、その時にならないとわからないことが多数出てくる。これは、やむをえないことだ。
いくら寸法がわかっていても、「ない」と「ある」とは大違いなのだから。
しかし、それらの不都合の多くは「場あたり」をすることで何とかなる(する)。だから、たとえ立てこみやその他の都合で、全体としてしっかり「場あたり」ができなくても、役者・スタッフは、各個で「場」をあたっておく必要がある。
本番になって「あれ?どうしようか・・・」などと素に戻ったり、焦ったりしている暇などないのだ。(万全の体制をとっていても、100%お客様に伝わるものではないのだけれど・・・)
どんな状況であろうとお客様が来てくださる以上、全力を尽くさなければならない。
しっかりとした舞台は、全体的な「場あたり」の有無よりも、役者・スタッフ各自の意識でできるものだと思う。
完全に下見をして、プラン立ててデートしたのに、ハプニングや何やらで思うようにいかない。そんな時でも、あなたの気持ち次第で「ハッピーなデート」になるっていうのとちょっと似てるかな?・・・例えが悪いかも?
「毎日を大切に生きる」 これが、芝居をする人の最も重要な修行じゃないか