しゅぎょー
ものまね
「学ぶ」ということを、「まねぶ(真似ぶ)」と教えられたことはないだろうか?
“ものまね”というと、ちょっと芸みたいでかっこ悪い(?)と思ったりするかもしれないけれど、“ものまね”は、とても大切なものを含んでいる。
1.その対象となる人(物、動物…)についてどれだけ細やかに観察するか。
2.どれだけ私情を含まないで見ることができるか。(これがなかなか難しい)
3.似ているか否か?は別として、人前で表現できるか。
これらは、役者にとってなくてはならないもののはず。
例えば「火」の役がきたとする(ちょっと変わった例えかもしれないが)。「火」を見てみる。どういうふうに燃えているのか、どのくらいの大きさなのか、その他…。想像していただけの「火」とは、その燃え方も、熱さも、色も、臭いも違うはずである。これを素直にうけとめる。
火柱や、その激しさを手で表現してみるといった単純なものから、体の中を「火」がめぐっているごときの表現などいろいろできると思う。
それが「火」でなく、「人間」だったら、観察するポイントも表現する方法も数え切れないはずだ。
(ひょっとして、芝居って、役者って、無茶なことをやってるのかな?とも思わないかな)
全て真似るというわけではないのだけれど、少しでも真実味をもって役をこなしたいならば、台詞のいいまわしなんか考えないで、観察・表現、つまり「ものまね」に力をいれてほしいと思う。
ps:本当は、「ものまね」には、デフォルメという効果もあるが、これは非常に誤解されやすいので、ここではしゃべりませんでした。
「毎日を大切に生きる」 これが、芝居をする人の最も重要な修行じゃないか