つぶつぶ…

ルーツ

いろんなものに、いろんなルーツがある。

「暗中模索」っていうとどんな感じがする?
ま、辞書にも書いてあるけど、「暗い中、あてもなく探し続ける」っていうイメージだよね。でも、もともとは、「暗い中でもはっきり探し当てられる」ってところから出来てるんだって。

私は、あまり興味がないのでわからなかったが、ある場で利賀村の話しが出た。
「利賀村」…そう、鈴木さんの帰るとこ。…なんだけど、寺山さんや、その鈴木さんより以前に利賀村でアトリエを持っていた人達がいる
何で利賀村だったのか…?
雪深く、しんと静まりかえる中、ピンと張り詰める空気。
以前の利賀村にはそういったものがあったのだろう。
アトリエを持っていた人達は、そこで、「山姥」の悲しい物語を作り上げた。
はたして、今の利賀村でその作品が出来たのだろうか?…それを考えると…

便利な世の中になった。つくづくそう思う。
北海道や九州のおいしい食べ物が、現地に行かなくとも味わえる。いや、日本だけじゃない世界中のものが手に入る。
良いことなのだと思うけれど、ちょっと寂しい。

それでも、ルーツは凄い。
もう一つだけ…
「おやき」というものが信州にある。そりゃ、名物だけに、大きい店舗やら小さい店舗やら、いろんなところで売ってはいる。
しかし、いまだかつて、親戚の家で食べた「おやき」にかなうものはない。野沢菜もそうだ。
(余談だが、以前、あるオーデイションに行った時、「感動したこと」の記入欄に、「親戚の家で食べたおやきが美味しかった」と書いたことがあった)
ま、好みの問題だって言われればそれまでなんだけども、家庭の手料理にかなうものはないって、よく言う。

ルーツは、やはり、ほんの少しの何かが違うんだと思う。