つぶつぶ…

出演してみる

養成所に通っていた2年間、「発表会」として舞台に立ってはいたけれど、全くその他の外部出演などしたこともなく、養成所の先生には、「役者やめたら」といわれつづけていたのがここに来て、

「出演してみる?…てみる?…みる?…る?」 (エコーがついて)

それも、「役者やめたら」と言い続けた先生(演出家)からのおさそいだった。
継続は力なりとはまさにこのことだと思い、即、YES!!
役は「死神」だった。
「死神」だと言って馬鹿にしちゃいけないよ。あの落語の「死神」の「死神」
コメディだったのだ。
しかも、宙乗りまでやってのけた。(天井の高さ約3m。こんなに低い宙乗りは初めてだ)
懸命に役をして何とか無事に終了。

そうか、俺でも役者でいられるんだ… 彼は、全く楽天家!!

そんなこんなしているうちに、十数年、年間4〜5,6本の芝居に出て一体どうやって生きていたのか?
やがて、そんな彼にも運命が…

実家のある静岡に戻ってきた彼は、仕事を捜す…
つもりが何故か劇団探しをしてしまった。

ここなら、自分の目指している「芝居」に出会えそうだ!

そう思ってここ伽藍博物堂の門を叩いたわけである。

ようやく、つぶつぶ言えるところにきた。