しゅぎょー

付帳

最近の仲間同士の劇団とかではないのかもしれないけれど、役と役者を繋ぐ重要なものとして、付帳というものがある。
普通戯曲には、登場人物ということで、役名や年齢、仕事などが最初に書かれているわけだけれど、それ以外にも (というか、役者にとってはこちらの方がメインになってくると思う) 台本の中に文字として書かれているいないにかかわらず、持ち物や服装、はきものなど、役を演じるうえで必要になってくるものがある。
これらは誰が決めるのか? 演出家? スタイリスト?

台本を受け取って、読み、役者として役のことを考え、役の性格、生活を想像する。「この時着ている服は、モスグリーンのジャンパーだな」とわかる。
分業化された現在ではいろいろな人達がかかわってくるわけだが、演じるのは役者であるわけで、その本人が、それらの人達に任せるだけでいいのだろうか。けして分業が悪いと言っているわけではない、役者として、役への愛情 (変に聞こえるかな?) や、こだわりを持って欲しいのだ。
付帳を書くことは、そんなに簡単ではないけれど、どこまで役を理解できたか、近づけたかを知るためにも、芝居をする時は、「付帳」を書いてみて欲しい。

実際「付帳」は、衣装、小道具などを、演出家・専門(担当)・役者の三者で話し合い決める際、参考にするために使用される。


「毎日を大切に生きる」 これが、芝居をする人の最も重要な修行じゃないか